シルバー、ピンクゴールド、茶系に深い紺色…、今どきのガスコンロの天板の色事情は、とても色彩豊かです。
そして、ほぼ毎日のようにお世話になるガスコンロです。色の選択に迷う方も多いのは当然のこと。
では、決断のポイントを3つご紹介します。
キッチンの雰囲気は何系?
木のぬくもりあふれるナチュラル系のキッチンであれば、黒や赤といったはっきりとした原色のものより、やさしい淡い色の天板の方が合いますし、かっこいいシックなモノトーンのキッチンなら赤い天板は、キッチン全体がしまりよいアクセントになります。
まずは、自分のキッチンの雰囲気を再確認することがガスコンロの天板の色を選ぶ第一歩です。
いきなり、どの色を、ではなく、淡色か濃い色か、寒色系か暖色系かでもかまいません。色の系統を決めましょう。
既存のキッチン家電とのコーディネートも忘れずに
冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースターに炊飯器、キッチンには様々な家電たちが存在します。
それらとのコーディネートも、天板の色選びでは大切です。
それぞれ、色がバラバラでコーディネートなんてできない、という場合は、一番目立つ家電に合わせてみるのがポイントです。
通常、一番目立つキッチン家電は、冷蔵庫のことが多いと思いますが、こだわりの家電やお気に入りの家電があれば、それに合わせて選ぶのも手です。
また、キッチン家電の色を選ぶとき、シックな落ち着いたキッチンにワインレッドの冷蔵庫、など、「1.キッチンの雰囲気は何系?」で触れた「キッチンの雰囲気」が、少なからず影響しているはずです。
1.で決めた色の系統に、家電とのバランスを加味することで、かなり天板の色は絞れてくるのです。
お手入れも大事なポイントです
最後のアドバイスは、お手入れです。
ここでは、お手入れがしやすいかどうか、ではなく、あなたがお手入れが好きか、あまりやらないたちなのか、というのがポイントになります。
最近の天板は、お手入れはとても簡便な仕様になっていますが、どうしても、汚れが目立ちやすい色、目立ちにくい色があります。
お手入れが苦にならないのであれば全く問題ありませんが、あまり好きではない場合は、多少、目立ちにくい色を選んだ方が無難かもしれません。(目立つ色にして、お手入れへの意識を高める、というのも手ですが。)
さて、ガスコンロの天板の色選びのポイントを3つお伝えしました。天板の色ひとつでも、されど天板です。
じっくり悩み、選んだものであれば、愛着も沸き、きっともっと素敵な「自分の」キッチンとなっていくことと思います。ぜひ、素敵な色を選んでください。