家計の負担になるガス代・電気代などの光熱費。
料理や暖房に欠かせないものだから、なるべく節約して安くしたいです。
どうしたらよいでしょうか?
ガス代はガスコンロの使い方次第で節約をすることができます!
今回はその方法を紹介していきます。
毎月のガス代を削ることができれば、家計も少し楽になるのに…という方必見です。
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ガスコンロでガス代を節約するためのポイント
強火より中火で使う方が、ガス代はお得
調理をする時、最もガス代の節約につながるのは「中火」です。
強火よりも中火で煮たり沸かしたりするほうが、ガス代の節約になるのです。
強火で一気に使ったほうが節約になる気がするけれど…
強火だとガスの火が鍋からはみ出ますよね?
はみでた熱が無駄になってしまうんです。
だからガスコンロは強火よりも中火で使う方が、熱を無駄なく利用できガス代が節約できます。
また、コップに1杯程度の、ごく少しの水を温めたい場合は、ガスコンロを使うよりも電気ケトルや電子レンジを使ったほうが安くなりますので、うまく使い分けましょう。
炎が鍋底からはみ出さないようにすると、ガス代節約
先ほどと同じ理由ですが、お湯を沸かしたり、鍋を火にかけるときは、炎が鍋底からはみ出さないように。
そうすれば、それだけでガス代の節約になります。
はい、常に同じ中火にこだわらず、ミルクパンの時、大きなフライパンの時、と鍋やフライパンの大きさにも注意してくださいね。
炎のはみ出してる部分はきちんと鍋に当たらず、熱効率が悪いです。
ガスに無駄が出るので心がけましょう。
火を止めて余熱で調理する。
ガスの火を止めても、しばらくは余熱で食材に熱が入っていきます。
これは、煮物やカレー、おでんなど、煮込み料理に特に適したガス代の節約方法です。
フタをしておけば冷めにくいので、さらに効果が高まります。
料理にもよりますが、煮込み料理なら、食材に6~8割程火が通った所で止めて、あとは余熱を利用する事でガス代の節約になります。
特に効果が大きい節約方法なので、ぜひ実践していただきたいです。
野菜嫌いでも食べやすいだろうと信じて、よくやります!
鍋底の水滴を拭き取って。ガス代が結構違います
鍋、フライパン、やかんなど、洗ったばかりで底が濡れていると、ガスがその水を蒸発させるためにも使われてしまうのでガス代が無駄になります。
鍋底の水滴は、きちんとふき取ってから火にかけましょう。
濡れたなべ底は、しばらく火を当てたままにしないと乾きませんよね?
わずかな水でも、一瞬で蒸発させる事は出来ません。これは、思っているよりガス代がかかるものです。
流しにふきんを置いておき、鍋ややかんに水を入れたら、その上に一瞬置くだけでも、底の水滴がふき取れて効果的です。
鍋にフタをするほうがガス代節約
鍋で何かを煮る時、フタをした方が温まるのが早いですよね。
熱が逃げにくいからガス代の節約になるのですね?
その通り!蓋をして調理したほうが、熱がこもり消費は少なく済み、ガスの使用時間が2/3位に下がります。
セットの蓋がついていないお鍋、ぴったりの蓋がないとつい面倒くさくて…
フタだけでも売ってますし、1枚で、色々な大きさの鍋に使える鍋蓋もありますよ。
中心部がガラスになっている物が、食材が見えて便利です。
蓋があるのはかなり経済的です。
冷凍の食品は冷蔵庫で事前に解凍しておく
冷凍保存してる食材は、使う分を冷蔵庫で解凍しておきましょう。
凍った状態から鍋に入れて調理すると、解けるまでにガスが使われるのでガス代が余計にかかります。
レンジで解凍するにしても電気代がかかります。
お肉の解凍にはレンジを使う方が多いですが
作り置きのカレーやシチューだと、
凍ったままお鍋に入れて弱火にかけちゃう人がけっこういますね
前の晩あたりから使う食材を考えておいて、冷蔵庫に入れておきましょう。使う頃には解凍されます。
それと、冷凍は小分けがおすすめです。
1回で使い切れない量の物を解凍したい場合も、常温解凍だと物が非常に傷みやすい、悪くなりやすいので冷蔵庫での解凍にしましょう。
でも、冷凍の状態で買ってきた肉の塊は、少し解凍してから分けて再冷凍したりするかも…
再冷凍自体は推奨できませんが、そう言った場合は仕方ないので、冷蔵庫で半解凍にして切り分けてください。
でも、再冷凍は危険なんですよ。
室温(仮に20度とします)と冷蔵庫(5度程度ですね)との温度差は15度ほど。
温度が高い環境だと、解凍される過程で、食材が周りの温度に近づいていくのに食材は均一に解凍されていく訳ではありません。
見た目には半解凍くらいの状態でも、部分的に室温の20度に近いところが存在してしまいます。
これが冷蔵庫の中なら、5度以上にはならないのですから、室温においておくより食材は傷みにくいのです。
ホームフリージングで、多すぎる量を冷凍してしまうと、無理に全部使ったり、解凍してから必要な分だけ取って、もったいないからと残りを再冷凍するなどをしてしまいがちです。
小分けに冷凍して、なおかつ、解凍のために前日に冷蔵庫がベストです。
煮るより蒸す、炒める
そのまま食べる > 炒める > 蒸す > 煮る
この順でガス代の節約になります。
炒め物にはハイパワーな火力が必要ですが、使う時間を考えるとガス代のかかり方は少ないです。
煮たり蒸したりするよりも火の通りも早く、お湯を沸かす作業がないのでガス代の節約になります。
蒸し料理は、少ない水で熱い水蒸気を作り出し行う調理法です。
少ない水で行うので、すぐに鍋の中が熱くなるんです。
煮る場合は多くの水を沸かす分だけのガス代が必要ですから、最もガス代がかかります。
お湯の中で火を入れないと火が通りにくいと思うかもしれませんが、蒸す方がむしろ早く火が通ります。
これは凝固熱という物の作用。
温められた水蒸気が、食材にぶつかると液体に戻るのですが、その際に熱を発します。
その熱が食材を更に加熱するという仕組みです。
いかがでしたでしょうか?ガスコンロの使い方ひとつとっても色々な節約方法があります。
どれも簡単にできる方法ばかりですので、高いガス代に悩んでいる人はぜひ試してみてくださいね。