立夏とはいつのこと?立夏の意味とは?

  1. HOME >
  2. 365日 >

立夏とはいつのこと?立夏の意味とは?

立夏(りっか)とはいつのことを言うのでしょうか。立夏とはいつのことか、意味や行事について紹介します。

立夏はいつのこと?

立夏は、太陽の黄経が45°に到達したときのことで、年によって変わりますが、毎年5月5日か6日のことです。
期間としての意味もあり、立夏の5月5日か6日から小満の5月21日か22日の約15日間をいう場合もあります。
旧暦では4月前半です。

立夏はどういう意味?

立夏は、1年を15等分して約15日間ごとに設けた二十四節季の一つで7番目にあたります。
立夏とは、夏のはじまりの意味です。春分と夏至の中間の時期です。
暦の上では立夏から立秋までが夏になります。

大地が草で覆われ木々が茂ってくる頃で、天気も安定して過ごしやすい日が続きます。

立夏の行事は?

端午の節句

5月5日が立夏になる日は、ゴールデンウイーク中の祝日「こどもの日」があります。
こどもの日になったのは戦後で、それ以前は「端午の節句」で男の子の健康と成長を願う日でした。
端午の節句の日は、昔と同様こいのぼりを飾り、菖蒲湯に使って柏餅を食べます。柏の葉は新芽が育つまで葉が落ちないことから、家計が絶えない=子孫繫栄を意味する縁起物になりました。

田植えの時期

日本各地で田植えの神事や豊作を願う祭りが行われます。
中でも大阪住吉大社の「御田植(おたうえ)神事」は重要無形民俗文化財に指定されています。
「御田植神事」は毎年6月14日に行われ、お祓いを受けた女性や子どもたちが田植えをしたり、踊りや舞を奉納して豊作を願います。
田植えは昔は女性の仕事でした。女性たちが、大変な作業を楽しくししようと歌を歌っていた風習と豊作を願う神事が結びついて、歌や舞を奉納したことが御田植神事のはじまりだそうです。

まとめ

立夏は、毎年5月5日か6日のことであり、また小満までの期間を指すものでした。
天気も安定して過ごしやすく緑がまぶしい夏のはじまりのころで、田植えの時期でもあります。

季節のおすすめ

1

母の日には、母親に日頃の感謝を伝え、カーネーションを贈る風習がありますね。 なぜカーネーションを贈るのでしょうか?母の日 ...

2

6月といえば梅雨入りの時期ですね。 雨ばかりで、洗濯ものが乾きにくくて困ってしまったり、カビが生えやすくなったり、太陽が ...

3

カレンダーに書かれている大安や仏滅などの意味を知っていますか?これらは六曜と呼ばれ、日本では、結婚の時やお葬式などの冠婚 ...

4

「夏も近づく八十八夜~」で有名な「茶摘み」という歌の歌詞に出てくる八十八夜。 ところで、八十八夜とはいつのことをいうので ...

5

母親に感謝を伝える母の日と同じように、父親に感謝を伝える日である父の日。 いつのことで由来は何か知っていますか? 父の日 ...

6

ジューンブライドといえば、「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」で有名ですね。 そのため、6月に結婚したいという人もいるか ...

7

国語の授業で、「1月、2月、3月…」を「睦月、如月、弥生…」と呼ぶのを習ったかと思います。 しかし、それぞれなぜその呼び ...

8

子どもの日やひな祭り、七夕といった行事がありますが、これらは五節句といわれる日本に古くから伝わってきているものです。 あ ...

9

入梅(にゅうばい)という言葉を知っていますか? 入梅は、雑節の一つです。入梅とはどういう日なのか、由来や意味を紹介します ...

10

日本の野菜には、季節に合わせた旬があって…春夏秋冬で違うものが楽しめますよね。 春に限らず、旬のお野菜を食べると、新しい ...

11

日焼けの原因となる紫外線は、一年中地上に降り注いでいます。 紫外線を浴びることで、日焼けだけでなく、人体に様々な悪影響を ...

12

春になり、心地よい季節と思ったら、すぐに気温がぐんぐん上がって夏がやってきます。 日本の夏は、温度が高くなるだけでなく湿 ...

13

二百十日は、雑節の一つで、立春(2月4日頃)から数えて210日目の日のことを指します。 毎年9月1日頃になります。 この ...

14

バレなきゃOK、バレてもOK! 気軽な気持ちでゲーム感覚で子どもの嫌な野菜をこっそり仕込む。 重くとらえず、楽しく野菜嫌 ...

15

乳幼児の頃は、気に入らないものは吐いて戻してしまうお子さんは多いですよね。 初めて食べたものや野菜は特にお気に召さないよ ...

16

保育園や幼稚園では給食を毎日完食するのに… 一方、お家では野菜を食べてくれない。くれなくなった。 お外で、ちゃんと食べて ...

-365日, 二十四節気, 豆知識
-,