給食は食べるのに、家ではダメ…。頑固な外弁慶タイプには、定番メニューを探そう

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給食は食べるのに、家ではダメ…。頑固な外弁慶タイプには、定番メニューを探そう

保育園や幼稚園では給食を毎日完食するのに…
一方、お家では野菜を食べてくれない。くれなくなった。

お外で、ちゃんと食べてくれているのは、とっても嬉しいことです。
苦手なのに、外では必死に頑張っているんだなあ~と成長も感じます。

でも、じゃあうちでも食べようよ・・・と思ってしまいます。
食べられるじゃん。
外面いいなあ~。なんて、ちょっと意地悪く思ってしまうのも事実。

お子さんの偏食が始まって、野菜を食べてくれなくなったことに悩んだアヤさん。
食べてもらおうと何度も試行錯誤の日々。

その結果、お子さんが楽しんで野菜を食べてくれる方法をみつけだしました。
好んで野菜をモリモリとたべてくれるに至った
アヤさんの「我が家の鉄板メニュー」を紹介します。

+++経験談・外弁慶タイプの野菜嫌いが治った我が子のための鉄板メニュー +++

保育園では完食なのにお家では野菜嫌いってどういうこと?

うちの子はなぜこんなにも野菜を食べてくれないのか?

保育園の連絡帳によると、保育園では給食を毎日完食しておかわりまでしている我が子。

なのに、家では基本的にお肉、お魚、卵、パン、ごはん、牛乳、と見事に野菜以外のものしか食べてくれません。

なんでも素直に食べていた時期が終わり、偏食が始まってからは、どうにか野菜を食べてくれないかと、いろいろ試しました。

スープにしてみてもダメ。
蒸してみてもダメ。
煮物にしてもダメ。

子供の好きなハムやツナと和えてみてもダメ。

幼児にとって、野菜はとっつきにくい

噛み切りにくい?

咀嚼がしづらいのかもしれない、とまず思いつきました。
筋があったり、硬かったり、噛み切りにくいのかも。

そこで、食べやすいように野菜を細かく切ってチヂミにしてみたのですが…ダメ。

では、見た目を飾ってみよう

野菜の緑色が嫌!という人もいそうですが、
野菜好きにとっては、カラフルな色合いは楽しいものです。

せめて、見た目で興味を持って惹かれてくれないかと、
かわいい見た目になるように、切り方や盛り付け方を工夫してみたものの…ダメ。

では、味付けの問題なのか?

大人の考えで、野菜料理はこんな味、と決めつけているのかも…

そこで、ネットのレシピなどを参考に、子ども向けの味付けでつくってみたり、
保育園の給食は食べるのならばと、保育園の給食レシピをネットで調べて作ってみたり、先生に教わったりと、いろいろ試しましたが結果は惨敗でした。

ただ、この試行錯誤の末わかったことがあるのです。

どうやらうちの子は、家では野菜が見えていると食べないということでした。

野菜が混ざっているスープでも炒め物でも、器用に野菜を避けていきます。
お肉、お魚、ウインナーや卵といった好きなものだけを食べ、野菜のみのおかずは手もつけてもらえません。

そこで、野菜が見えずに、野菜を食べてもらえる調理法を考えることにしました。

 

見つけた!子供が食す野菜メニュー2品

野菜が混ざっていても、よけて食べる。
それならばいっそのこと、野菜を避けられないようにしてしまえ~!!と、やってみたのがスパニッシュオムレツとバナナジュースです。

この2つだけは、今も飽きずにモリモリと食べてくれます。

野菜嫌いな子供のためのスパニッシュオムレツ

まず、我が家のスパニッシュオムレツの特徴は、とにかく野菜を刻むこと。
野菜だけ避けることはできないよう具を細かめに刻んで、子どもの大好きなウインナーは、すぐに見つけられるよう目立たせるために、野菜より少し大きめにしておくことがポイントです。

うちの子は見事に母の策略にはまりました!

「やったー!ウインナーの卵焼きだ!」と喜んで食べ、もっとちょうだいとおかわりまでしてくれます。

このスパニッシュオムレツは、

春にはスナップエンドウやアスパラガス、
夏にはパプリカやトウモロコシ、
秋にはキノコ、
というように季節に応じて入れる野菜の種類を変えても、たいてい、おいしく食べてくれます。

いろいろな野菜で応用が効くのが嬉しいところであり、
そのときに冷蔵庫にある野菜で作れるのでとても助かります。

つくりおきにも向いているので、たくさん野菜を入れて作って、数日、食卓に出し続けられるのも楽チンです。

 

 

 

 

 

野菜克服のためのマル秘バナナジュース

我が家特製の「野菜嫌いのためのバナナジュース」は、
バナナと牛乳だけでなく、茹でた小松菜やホウレンソウが入っています。

バナナと豆乳とゆでた葉物野菜は相性が良くて、大人が飲んでも美味しくいただけます。

ただし、癖が強い野菜はバナナの甘さを打ち消してしまうので、組み合わせや、入れる量は要注意です。

ホウレンソウや小松菜は茹でて冷凍しておけば、凍ったままミキサーに入れてバナナジュースにできます。
忙しい時でも簡単に作れます。

特に暑い季節は、凍った野菜を使うことで
氷なしで冷たいバナナジュースを作ることができて、氷で味が薄まることもないのでオススメです。

我が家ではこの野菜嫌い用バナナジュースを、パンを食べる時に出したり、オヤツのときに出したりしています。
やがて、作る前から「バナナジュース作って!みどりのバナナジュース!」と言って子どもから催促してくるようになりました。

うちでは、野菜を食べてくれるなら毎日同じものでもいいか..と、割り切ることにしています。
ですから、ほぼ毎日バナナジュースか野菜オムレツのどちらかを副菜に出しています。

うちの子は、卵とバナナと牛乳が大好き。
なので、好きなものに混ぜてしまえ!そして、避けられないようにしてしまえ!と試してみた結果、この2品に行きついたわけです。

保育園では何とか食べてくれているらしいので、しばらくはこれで乗り切っていこうと思っています。

 

野菜嫌いのお子さんに悩む方に・さいごに

食べてくれない野菜は、好物に混ぜてみると良いかもしれません。

食べてほしいのに子どもが食べてくれないと、気持ちが落ち込みやすいです。
試行錯誤していたころの私は「どうせ今日も食べないんだろうな..食卓を彩るお供え物だな..」と思いつつ、食卓に出していました。

なんとか食べさせなきゃ!と思いながら、手をかけて作って食べてもらえないとつらいですよね。
なので、食べたらラッキーぐらいの気持ちでどうでしょうか。

その点、定番の「これならOK」メニューを見つけ出すことができれば、
手間も減って、心に余裕もできます。

子供の好物や好きな味にあわせた、野菜の上手な食べ方を探していけると良いんじゃないかなと思います。

 

寄稿ありがとうございました!

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