大人100人聞いた「この野菜が嫌い(独自調査)」
ゴーヤやミョウガ類と並び、ランキング8位が「パクチー」。
タイ料理や台湾料理、ベトナム料理…
そして、スパイスとして使うコリアンダー、
中華料理の香菜(シャンツァイ)もパクチーと同じもの。
確かに独特のクセがある香りです。
カメムシみたいなニオイ
ニオイ(カメムシみたいな)がすごく強烈だから。
何年か前にパクチーブーム(今もあるかどうか不明)があった時、食べるのが当たり前みたいな風潮で嫌になったから。
今まで味わったことがない臭さ・まずさ
パクチー専門のお店があり、山盛りのパクチーをモリモリ食べているお客さんの映像を見ました。
その時、自分はまだパクチーを食べた事がなかったので「さぞやおいしいんだろうな!」と期待を膨らませていました。
ある時、友人たちとアジアンフードのお店に行った時、パクチーが出てきました。
「チャンス!」と思って口にした所…。今まで味わった事のない臭さ、苦さ、まずさ、を感じました。
これをモリモリ食べている人って一体どうなっているんだろう?と考えてしまいました。
見た目に騙された
三つ葉やセリのような見た目で、美味しそうに見えましたが、食べると香りが独特すぎて受け付けませんでした。
すべて
パクチー入りの食べ物はすべて食べられない。
逃げ場がない
中華料理の香菜は大丈夫だったのに、エスニックのランチで食べたパクチーは無理だった。
パクチーに種類があるのか知らないですが、とにかく、鳥肌が立つ匂いとまずさだった。
食材に匂いが移ってしまっているので、葉をよけても逃げ場がないところが最悪。
クセ強い
独特の香り、クセが強いので食べられません。
何かエピソードがあって嫌いということではないです。とにかく味が嫌い。
独特すぎる
味と匂いが小さい頃(記憶があるときから)から苦手でした。
独特な味と匂いは一口たべただけでも受け付けません。
主張が激しすぎ
セロリ、パクチー、ふき、春菊、みょうが・・・
全部独特な風味が好きではないです。
いっしょに食べたものの味を消してしまうような主張が激しいところも好きではないです。
料理すべてその味になる濃さ
癖のある味で、鍋料理や炒め物、煮物を台無しにする。
少量でも入っているだけで料理全体がその味になってしまう味の濃さが嫌いです。
わずかでもわかるニオイと味
味やにおいが無理です。
料理に細かく刻んで入っていてもすぐに匂いと味でわかるくらいです。
パクチーが入った料理は基本食べません。
日本では、乾燥させてスパイスとして使うものを「コリアンダー」、
生の葉っぱを「パクチー」と呼ぶことが多い気がしますが、
パクチーはタイ語、
コリアンダーは英語、
香菜は中国語、どれも同じものです。
パクチーが日本に伝わったのは、昭和でも平成でもなく江戸時代。
ポルトガルから「コエンドロ」という植物名で伝来したのですが、日本人の口に合わず普及しませんでした。
ですから、パクチーの和名は今でも「コエンドロ(胡荽)」です。
コエンドロ
レモンとセージをあわせたような芳香をもつ。
未熟な果実や茎葉には特有の臭気があり、
コリアンダーは、ナンキンムシのにおいに似ていることから、ナンキンムシkorisのアニスannonという意味でCoriandrumの属名ができた。「コエンドロ」ニッポニカ日本大百科全書より引用
※アニス=セリ科の植物名
南京虫のにおいとは…???
どなたか、カメムシの匂いがするとコメントしていましたので、昆虫が出す独特のにおいに通じる香りということなのでしょうか。
先日出かけたホームセンターでは「コリアンダー」の種や苗がよく売れているそうです。
おうち時間でエスニック料理を作る機会が増えたのでしょうか。
ほんの数枚の葉があれば、ちょっとした炒め物も
オシャレなエスニック料理に変身させてくれる。
イコール、ひとかけですべてをパクチー色に染めてしまう破壊力。
江戸時代の人も「ちょっとこれはなあ」と嫌って避けたものですから、令和の野菜嫌いさんが無理に食べる必要はないかもしれませんね。