バレなきゃOK、バレてもOK!
気軽な気持ちでゲーム感覚で子どもの嫌な野菜をこっそり仕込む。
重くとらえず、楽しく野菜嫌いを克服しよう!と教えてくれたのは、まさみさん。
知らずしらずのうちに食べられるようになった、
まさみさん流★我が家の簡単・時短、こっそり調理法をご紹介します♪
+++経験談・野菜嫌いの子どもにバレずに食べさせる簡単・時短方法 +++
野菜が苦手な子どもにこっそり食べさせる、ステルス料理法
野菜嫌いに野菜を食べさせる方法・その1。
日常的に、家庭料理にピューレやみじん切りにして、こっそり混ぜ込んでいます。
おいしく食べるようであれば、次回も同じようにして料理に混ぜ込んで調理した状態で出します。
一度食べたとしても、何の野菜が入っているかはなるべくわからないようにして出します。
こどもによっては「嫌いな野菜が入っているよ」とネタバレしても食べられると思いますが…
我が家では、知らずに食べることができたとしても、
あえてネタばらししない、言わないようにしています。
先入観ができてしまうから。
うちの子は、次から同じ料理を出した時に、
その野菜が入っていても入っていなくても「また入っているかも…」と、構えてしまうと思うので、隠して混ぜ込む方法をとっています。
野菜のここが嫌い!がきょうだいで違う!!
我が子(2人)ともに、それぞれ苦手な野菜があるのですが、
「なぜ野菜が嫌いか、どこが嫌いか」の理由が、きょうだいで違います。
野菜の食感が嫌い
一人は「食感が苦手で食べられない」という理由で「嫌いな野菜が多い子」です。
ぐにゃぐにゃした食感が苦手なので、
火を通したナスやホウレンソウなどが苦手なのですが、
どちらも茹でてからチョッパーでみじん切りやピューレ状にすることで、食感を消しています。
また、それらをミートソースやキーマ風カレー、ドライカレーやお好み焼きの中に混ぜ込むと、
入っていることに気付かずに、気にせず食べられます。
野菜の見た目が苦手
もう一人の子は、逆に見た目から、苦手な野菜が多いです。
特に白い野菜が苦手のようです。
白菜、大根、玉ねぎなどです。
この野菜も同じように茹でてからチョッパーでみじん切りにしたりピューレ状にしています。
ミートソースやキーマ風カレー、ドライカレーやハンバーグの中に混ぜ込むと、ほとんど見た目にも分からずに、気にせず食べています。
コツは子供が野菜のどこが嫌いかを見極める
その食材の何がだめなのか。
その理由次第で工夫することが違ってきます。
食感が苦手なのであればピューレ状にすることで食感が変わります。
匂いや味が苦手なのであれば、ピューレ状にして、香りの強い料理に…キーマ風カレーやドライカレーに入れると食べやすくなります。
見た目が苦手なのであれば、ピューレ状にしてからハンバーグやカレーなど「色の濃い料理」の中に入れると、見た目には入っていることが判らなくなります。
工夫する点は、いかにして「隠すか」だと思っています。
なので、匂いが苦手な場合は、隠して混ぜ込むことが難しい食材もあります。
その反面、味や匂いの癖の強いものを除けば、ほとんどの野菜をおいしく食べられています。
まれに苦手な野菜が入っていることに、うっかり気付かれることもありますが、
気づくまで何度も食べていたことも手伝って、
また食感や見た目をクリアしているため、知ってしまったあとも残さず食べられています。
野菜克服のために工夫したこと考えたこと
野菜は工夫次第で食べることはできると思います。
けれど、食材としての「すべての野菜」を食べられなくてもいいのではと私は感じています。
ピーマンやゴーヤーのような癖の強いものは大人でも好みが分かれるし、
今は無理に給食を完食しなければならないということもないので、
こどもの頃食べられなくても、大きく苦労することもないかと思います。
ブロッコリーが食べられなくても、
ホウレンソウが食べられるならいいし、
人参が食べられなくてもカボチャが食べられればいい。
たとえですが、こんな感じに、他の食材で賄えれば栄養面でも大きな問題はないのでは?
少なくとも我が家はそれでいいと思っています。
それでも野菜不足だと感じた時などに、
みじん切りにしたりピューレにしたりすることで、いつもの料理に混ぜ込んで知らず知らずのうちに食べさせることは可能です。
みじん切りは面倒に感じるかも知れませんが、コツをつかむと楽になります。
最初は大きめに切って、茹でてからチョッパーを使ってみじん切りにしています。
ピューレも、大きめに切った具材を茹でてからブレンダーやチョッパーで簡単に作ることができます。
手間暇をかけるのもいいのですが、毎日のことですから時短も大切。
それでもって野菜がいつもより多く摂れたら、なおいいですよね。
こどもに「とにかく食べさせよう」と気負いするのではなく、
作る方も「密かに隠して混ぜ込んで調理」することをゲーム感覚で楽しもう!と考えると、料理も苦になりません。
で、それをなんともない顔で食べる姿を、
ドキドキ・にやにやしながら楽しむ感覚で取り組めるといいと思います。
さいごに
とにかく食べさせるのではなく、どう食べられるか。
子供が野菜のどんな部分が嫌いかを見極めることで解決方法を見出すことができます。
見た目なのか、食感なのか子どもによってマチマチですよね。
気負うこと無く、最短の手段で楽してチャチャッと仕上げるくらいの意気込みで
料理方法を楽しみながら工夫してみてはいかがでしょうか。