大雪(だいせつ)とはいつのことをいうでしょうか。文字を見る限りは、寒い冬の時期を連想させますね。
大雪の意味も合わせて紹介します。
大雪はいつのこと?
大雪は、太陽の黄経が255°に到達したときのことで、年によって変わりますが、12月7日か8日です。
また、旧暦では11月前半頃のことです。
期間としての意味もあり、大雪の12月7日か8日から冬至の12月21日か22日の約15日間のことをいいます。
大雪はどういう意味?
大雪は、1年を15等分して約15日間ごとに設けた二十四節季の一つで21番目にあたります。
大雪の意味は、雪が激しく降り始め、冷たい風も吹き始める寒いころを言います。
季節のうえでは、ちょうど初冬の中ごろにあたります。山岳ばかりでなく、平野にも雪が降り積もる季節です。
大雪の食べ物は?
大雪の時期には特別これを食べると縁起がいいとされる行事食などはありません。
この時期は雪も降ることもあり、寒くなるので、旬の栄養のある食べ物を食べたり、体が温まる料理を食べるといいでしょう。
大雪の期間にある行事
山だけでなく、平野にも雪が降り積もる季節が大雪の期間です。
12月に入り1年も終わりに近づくころで、来年の準備に入る期間でもあります。
昔は農作業ができない時期に入っていたので、大雪の次の日の12月8日は「事納め(事八日)」の日になっています。
事納めは、1年の農作業を締めくくる日とされていて、この日から2月8日の「事始め」までは、農作業はお休みとされていました。
事納めなので、この日は色々なことを慎んだことが良いと考えられ、「針供養」といって、針に感謝の気持ちを込めて、針仕事を休んで供養した日でもあります。
まとめ
大雪は、毎年12月7日か8日のことであり、また冬至までの期間を指すものでした。
雪も降る季節なので、寒さもいっそう強くなっています。12月に入り、いよいよ一年も終わりに近づいて忙しくもなる頃です。体を温め、体調管理には、十分注意してくださいね。