清明(せいめい)とはいつのことをいうでしょうか。あまり聞かないですよね。清明とはいつのことか、意味や行事についても紹介します。
清明はいつのこと?
清明は、太陽の黄経が15°に到達したときのことで、年によって変わりますが、毎年4月5日か6日のことです。
期間としての意味もあり、清明の4月5日か6日から穀雨の4月20日か21日の約15日間をいう場合もあります。
旧暦では3月前半です。
清明はどういう意味?
清明は、1年を15等分して約15日間ごとに設けた二十四節季の一つで5番目にあたります。
清明とは「清浄明潔」の略で、万物が清々しく明るい美しいという意味です。
草木が芽吹いて名前が分かるくらいに成長し、全ての生き物が清らかで生き生きと見える時期です。
気候も暖かくなって過ごしやすくなってくる頃ですね。
清明の行事は?
沖縄では、沖縄三大行事の一つの「清明際(シーミー)」という親族が集まりお墓参りをして、酒・お茶・お重を供えた後、墓前でみんなで楽しくご馳走を食べる習慣があるそうです。
もともとは中国の「清明の節」という行事が由来でお盆や正月に並ぶ盛大な行事だそうです。
まとめ
清明は、毎年4月5日か6日のことであり、また穀雨までの期間を指すものでした。
様々な草木が咲いていて明るい気持ちになれ、気温も温暖でお花見も楽しめる時期ですね。