自分の会社を表す「当社と弊社」、相手の会社を指す「貴社と御社」という言葉がそれぞれありますがどちらをどう使い分ければいいかあやふやになっている人のために正しい使い分け方を紹介していきます。
「当社と弊社」の違い
当社も弊社も自分の会社を指すときに使う言葉です。
「当社」は、相手との上下関係なく対等な位置づけの場合において使用します。
基本的に社内の人同士で自社のことを言う時に使う言葉です。
ただ、社外の人に対して自分の会社が損害が受けた時、受ける恐れがあり、原因となる相手に対して抗議するときなどには「当社」を使います。
「弊社」は、相手にへりくだって使う謙譲語です。
基本的に社外の人に対して使う言葉です。そのため、社内で自社をいうときに使うのはNGです。
「貴社と御社」の違い
貴社も御社も相手の会社を敬意をもって表す時に使う言葉です。
「貴社」は、文章中において相手の会社を言う時に使います。
「御社」は、口頭で相手の会社を言う時に使います。しかし、御社を文章中で使っても間違いではありません。
まとめ
いかがでしたか?「当社と弊社」、「貴社と御社」の違いは分かりましたか?
意味は同じでも使うシーンが異なってきますので、しっかり覚えて使い分けていきましょう。