立冬という言葉、毎年秋ごろニュースなどで聞くかと思います。字から冬を連想させますね。しかし、なんとなく立春や立秋よりは、マイナーになっているかなと感じます。
立冬はいつのことで、どんな意味があるのか紹介します。
立冬はいつのこと?
立冬は毎年日には前後しますが、11月8日ごろになります。
24節気のひとつで、小雪(11月22日頃)までの約15日間を言います。
太陽の黄軽が225°の位置に達した日です。
立冬はどういう意味?
立冬は冬が始まる日です。
立は、新しい季節になる意味を表し、季節の大きな節目です。
立冬から立春までが暦の上では、冬になります。
この日から朝冬が冷え込み、日中の日差しも弱まっていき、冬が近いことを感じさせます。
このころから木枯らし1号や初雪も見られます。
立冬が過ぎると初霜もおりて冬のたたずまいへと変化していきます。
立冬が立春や立秋よりも知名度が低いのは、詩歌の題材として使われることが無かったためのようです。
立冬に食べると良いもの
立冬は、冬至のかぼちゃなどのように、食べると良いとされているものがありません。
しかし、二十四節気の元である中国では、
「立冬補冬、補嘴空」(立冬には、栄養補給を)という言葉があります。
旬のものを食べて栄養を補給をし、病気にならない健康な体を保ちましょうという意味です。
寒くなる季節なので、旬のものを暖かい食べ物にして食べるといいでしょう。
また、11月7日は、「鍋の日」です。いいなべの語呂合わせで、立冬に合わせているようです。
なべは、野菜や肉、魚も入れることができ、バランスよく栄養がとれ、さらに体も温めてくれるので、この時期にぴったりの料理です。
調理も簡単なので積極的に取り入れていきましょう!
まとめ
立冬は、毎年11月8日ごろで、冬の始まりを表すものです。
立冬のころからどんどん気温も低くなっていき、体調もくずしやすくなるでしょう。
本格的な冬が訪れる前に、冬支度をしていきましょう。
旬のものを食べて栄養をたくさんとって体を温め、冬を元気に過ごしましょうね!