最近は、摂取する「油」にこだわる人が増えてきていますね。良質な油は健康に良いということで、スーパーには様々な種類の油が多く売られています。
ココナッツオイルも、モデルから海外セレブまで世界中で人気を集めています。
そんな注目のココナッツオイルについて、効能や摂取方法、保存方法を紹介していきます。
ココナッツオイルの効能
ヤシ科の高木「ココヤシ」の果実「ココナッツ」から摂れる油脂のことです。20℃以下では固体、20～25℃ではクリーム状、25度以上では液体です。
ココナッツオイルは、エネルギーとして活用される飽和脂肪酸の一つである「中鎖脂肪酸」が多く含まれています。
中鎖脂肪酸は消化吸収が早く、体脂肪になりにくいという特徴があります。他にも、コレステロール値の低下・免疫力向上・脳の活性化などに効果があるといわれています。
また、便秘解消にも役立ってくれます。
ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸が腸のぜん運動を促進し、ラウリン酸が腸内環境を整えてくれます。デトックス作用も高められ、便秘解消効果を期待できます。
他に、ココナッツオイルに含まれているビタミンEは毛細血管の血流の改善・代謝の向上に役立ちます。そのため、冷え性解消も期待できます。
ココナッツオイルの効果的な摂取方法
ココナッツオイルの摂取方法は、トーストに塗って食べたり、炒め物に使ったり、サラダにかける他、コーヒーや紅茶、白湯に入れて飲んだりするのがおすすめです。
1日大さじ2～3杯ほど摂取するのが目安です。
摂取しすぎると、おなかがゆるくなったり、カロリーオーバーで太ってしまう恐れがあるので注意しましょう。
食べる以外にも、スキンケアとして活用することで、美容効果を期待できます。ココナッツオイルは、髪、顔から体まで使用できます。
ココナッツオイルの保湿効果
化粧水の後に塗ることで、肌の潤いを保ってくれます。
ココナッツオイルの日焼け止め効果
ココナッツオイルには、日焼け止めとしての効果もあります。南国で生息していたココナッツは、昔から、現地の人たちが日焼け止めとして肌に塗って使っていた歴史があります。
紫外線カット効果は約20％（SPF値は約4～10ほど）です。
市販の日焼け止めとの併用するといいでしょう。保湿力と肌に優しい成分でできたココナッツオイルを先に塗っておけば、肌が弱い人でも安心して市販の日焼け止めを使うことができますよ。皮膚の薄くデリケートな部位の日焼け止めとして使うのもおすすめです。
ココナッツオイルをヘアケア品として使う
保湿力があって馴染みやすいココナッツオイルは、ヘアケアに使うことで髪の毛に潤いを与え、髪のパサつきを改善してくれます。
また、ココナッツオイルを使って直接頭皮のマッサージをすることで頭皮のクレンジング効果があります。
ココナッツオイルの保存方法
ココナッツオイルは、傷みにくく、酸化・劣化しにくいオイルです。
料理などに使う場合は、常温保存をしましょう。流しの下などの冷暗所に保存しましょう。冷蔵庫での保存も可能ですが、固まってしまい、使いにくくなってしまいます。
固まったり溶けたを繰り返しも品質には問題ありません。
常温保存でも、開封後1年はもちます。
保存方法以上に気をつけるべきなのは、スプーン等を使ってすくい出すときに異物が中に入ってしまわないよう、綺麗なものを使ってください。何かが混じってしまうとカビが生えたりしますので、綺麗な状態で保存しましょう。
ココナッツオイルの選び方
ココナッツオイルは、ほぼ外国産です。
ココナッツオイルを選ぶ際は、非加熱のものを選び、最低限の基準はバージンオイル以上のものにするといいでしょう。
まとめ
ココナッツオイルは、健康維持に役立つだけでなく、スキンケアとしても取り入れることのできる万能なオイルです。
是非普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
