寒露(かんろ)とはいつのことをいうでしょうか。字を見ると寒い時期のことかと思いますね。寒露とはいつのことか、意味や行事について紹介します。
寒露はいつのこと?
寒露は、太陽の黄経が195°に到達したときのことで、年によって変わりますが、毎年10月8日か9日のことです。
期間としての意味もあり、寒露の10月8日か9日からの10月22日か23日の約15日間をいう場合もあります。
旧暦では9月前半です。
寒露の食べ物は?
寒露には行事食は特にはありません。
寒露はどういう意味?
寒露は、1年を15等分して約15日間ごとに設けた二十四節季の一つで17番目にあたります。
寒露とは、草花に冷たい露が宿るというという意味です。
秋の長雨が終わり、秋も深まり始める頃です。
東日本では紅葉の紅葉が始まり、農作物は収穫の時期です。
寒露の行事は?
10月10日は、体育の日です。そのこともあり、寒露の時期に運動会がある時期が多いようです。
秋晴れ
秋雨前線が徐々に南下する時期なので、大気が安定します。そのため、空気が澄んで晴れる日が多くなります。しかし、朝晩は冷え込みが激しくなっています。
寒露のお月見
寒露の頃は空気が澄んでいるため、月がくっきり見えます。10月13日の頃の十三夜は、中秋の名月(十五夜)の次に美しいと言われています。十三夜は「栗名月」・「豆名月」とい呼ばれ、栗や豆をお供えする習慣があります。
秋の日は釣瓶おとし
寒露の頃からの夕暮れを表現する場合に、この言葉が用いられます。
秋の日は釣瓶おとしとは、「秋の日は夕暮れが早く日没が早い」という意味です。
釣瓶とは、井戸から水を汲み上げる桶のことです。その桶が井戸の中へ釣瓶が落ちてゆく速さに例えている言葉です。
まとめ
寒露は、毎年10月8日か9日のことであり、またまで霜降の期間を指すものでした。
朝晩は冷え込むので、体調管理に気を付けましょう。
空気が澄んでいるので是非お月見も楽しみたいですね。