雨水(うすい)とはいつのことをいうでしょうか。お雛様は雨水の日にかざると良いといわれているようです。雨水とは何日のことか、意味も合わせて紹介します。
雨水はいつのこと?
雨水は、太陽の黄経が330°に到達したときのことで、年によって変わりますが、2月18日か19日です。
期間としての意味もあり、雨水の2月18日か19日から啓蟄の3月5日か6日の約15日間のことをいう場合もあります。
雨水はどういう意味?
雨水は、1年を15等分して約15日間ごとに設けた二十四節季の一つで2番目にあたります。
雨水の意味は、雪が雨に代わり雪解けが始まる日という意味です。春の気配が忍び寄り草木が芽生える頃です。そのため、農作業の準備を始める目安とされていました。
しかし、東日本ではまだ雪深く、関東・東海地方ではこのころから雪が始めるます。春に向かう時期ですが、三寒四温という寒い日が三日ほど続いた後は四日間ぐらいは暖かくなる日が繰り返されます。
雨水の日は、お雛様を飾ると良縁に恵まれると言われています。また、午後から飾るとさらに良いそうです。雛人形がある家庭は、是非この日に飾りましょう。
雨水の食べ物は?
雨水の時期の3月3日には、ひな祭りがあります。
ひな祭りの日は、菱餅や桜餅、あられ、ちらし寿司などを食べる習慣があります。
他にも、はまぐりがあります。はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でなければぴったりと合わないことから、仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるようにという願いが込められた縁起物です。
また、栄養面でも女性にとって大事な鉄分が豊富で、ビタミンB1も含まれています。汁物にして食べるとうまみも出て、体も温めてくれます。
まとめ
雨水は、毎年2月18日か19日のことであり、また啓蟄までの期間を指すものでした。春に近づく時期ですが、三寒四温で気あ温が変わりやすく体調もくずしがちになるので、体調には気を付けましょう。
雨水の日に雛人形を飾ると、良縁に恵まれると言われています。