初詣に行ったら、今年の運試しでおみくじを引く人は多いですよね。
大吉だったらラッキーと大喜び、小吉や半吉だったら良いのかな?と思ってしまうこともあると思います。
引いた後のおみくじは、持って帰りますか?それとも枝に結んできますか?
正式にはどちらが良いのでしょうか。
縁起がいいおみくじの順番
おみくじの順番は寺社によって吉凶の種類が変わってきます。
有名な明治神宮は吉や凶がありませんし、伏見稲荷大社は17種類もあったりと様々です。
代表的なおみくじの順番は、
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
です。
また、おみくじに書かれている内容も大切です。
内容の意味は正しく知っていますか?
おみくじの意味
・待ち人(まちびと):良い方向に人生を導いてくれる人
・失せ物(うせもの):失くしたもの、失ったもの、落し物
・旅行(たびだち):出かける、旅行
・商売(あきない):売り買いすること、商売
・学問(がくもん):勉強、勉学
・相場(そうば):株、株式
・争事(あらそい):他人とのいさかい、ケンカ、訴訟
・恋愛(れんあい):恋心、恋愛
・転居(てんきょ・やうつり):引っ越し、移住
・出産(おさん):出産
・縁談(えんだん):結婚相手、結婚に関する出会い
・探し物(さがしもの):探している物
・方位(ほうい):方角、方位
待ち人は、「自分の人生を良い方向に導いてくれる人」という意味で、仕事のパートナーであったり、結婚相手のことであったりします。
おみくじを結ぶ意味とは?
境内にはおみくじを結ぶ木の枝や、用意してあるおみくじ結ぶ場所がありますね。
おみくじは良い結果であったら持って帰り、悪い結果であったら結びつけて帰ることが多いと思います。
しかし、実際にはおみくじの内容にかかわらず持って帰っても結びつけるのもどちらでもよいです。
昔から結ぶという行為は霊的な意味が込められており、「神様とご縁を結ぶ」という意味合いで行われていました。
大吉などの良い結果のおみくじが出た場合は、おみくじに書かれた内容が叶うよう
「神様に加護をお願いする、神様と縁を結ぶ」という意味があります。
凶など良くないおみくじが出た場合は、寺社に凶をとどめて神仏の加護を願うという意味があります。
おみくじを引く意味はその年の吉凶を占うものでなく、どんな結果かということよりも、おみくじに書かれた神様のメッセージの方が大切なのです。
おみくじの内容を読み返し、今後の生活していく上での行動方針に活かしていきましょう。
おみくじは何回引いてもいい?
おみくじは神様からのメッセージです。
寺社によっておみくじの内容も異なってくるため何回引いても問題ありません。
それぞれ引いたおみくじに書かれた内容を大事にしてください。
しかし、大吉を引きたいからと何回も引くことはおみくじを引く本来の意味とは異なってきてしますのでやめましょう。
まとめ
おみくじの結果に一喜一憂するのではなく、おみくじに書かれた神様からのメッセージを心にとどめて、その年の1年をより良いものにしていってくださいね。