社会人として必ず覚えておきたい名刺交換のマナー。あなたはちゃんとできていますか?
相手に失礼のないように、また第一印象を良くできるように、名刺交換をすることができるようマナーを紹介しますので、しっかり身につけておきましょう。
名刺の渡し方、名刺の受け取り方
渡す前
名刺を忘れないように準備する
いざ、名刺交換の場面で「名刺を忘れてしまった!」ということがないように常に名刺は名刺入れに入れて鞄や机の中などに準備しておきましょう。
汚れた名刺、折れ曲がってしまっているような名刺を渡すのは相手に失礼なのできれいなものを準備します。
名刺を交換する時
名刺を渡すときに注意するポイント
・名刺は必ず立った状態で交換する
・渡す際は、机を挟まない
・目下の人から先に渡す、訪問者→目上の人
(年齢や地位に関係なくお金をもらう方が下で支払う方が上)
・一番偉い人から順番に行う
・財布やポケットから直接名刺を出さない
名刺を受け取るときに注意をするポイント
・必ず両手で受け取る。その時「頂戴します」と一言添える
・相手の名刺の社名やロゴ、氏名の上に指がかからないようにする
・名刺交換が終わり着席したら、受け取った名刺を相手の席に対応させてテーブルに並べる
名刺の渡し方、受け取り方の流れ
①名刺入れは素早く用意
②名刺入れから名刺を出し、名刺を両手で持つ
③名刺入れは名刺の下、座布団のように持つ
④名刺を両手で差し出し、「株式会社○○ 営業部の△△ ◇◇と申します」というふうに略さず、会社名・肩書・フルネームを明瞭に述べる
⑤相手も名刺を出している場合は、相手よりも低い位置で名刺を差し出す
⑥相手も名刺を出している場合は、右手で名刺を差し出す
⑦相手も名刺を出している場合は、左手で相手の名刺を受け取る
⑧受け取った名刺にはすぐに右手を添える
名刺入れは座布団のように受け取った名刺の下に持つ
⑨相手の名刺を両手で受け取った形になったら「頂戴いたします。よろしくお願いいたします」と述べる
複数人との名刺交換方法
複数人と名刺交換する際も、基本的には1対1の時と流れは同じです。ただ、注意しなければいけないこともあります。
ポイント
・役職が上の人から順番に
複数人での渡す順番は、役職が高い人からです。
・受け取った名刺は席順に並べる
受け取った名刺は、名刺入れの上に乗せておき、椅子に座った後にテーブルの上に乗せます。どの名刺が誰のものかわからなくなるのを防ぐため、頂いた名刺は相手が座っている席と対応するように自分の左側に並べましょう。
名刺を忘れたときの対処法
名刺は、忘れないように前もってしっかり準備しておきまほう。もし、名刺を忘れてしまったときは一度だけであれば「ちょうど名刺を切らしておりまして、誠に申し訳ありません」と相手に謝罪します。
そして、相手の差し出した名刺を両手で受け取り「頂戴いたします。私は株式会社○○ 営業部の△△ ◇◇と申します。よろしくお願いいたします」と述べます。
まとめ
名刺交換は、ビジネスシーンにおいてとても大切なものです。相手の名刺をぞんざいに扱うことは相手自身をぞんざいにしていることになり、相手に不快感を与えてしまいます。
正しいマナーで名刺交換を行い、相手の第一印象を良いものにしましょう!