中身の残ったスプレー缶の捨て方とは?

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中身の残ったスプレー缶の捨て方とは?

スプレー缶を買うことありますか?買ったはいいけど使い切れず残ってしまうこともありますよね。そうなると捨て方に困るかと思います。
スプレー缶は基本的には使い切った状態でゴミに出した方が良いです。

しかし、どうしても中身が残った状態で捨てなければいけない時にどうやって捨てればいいかを紹介します。

スプレー缶の捨て方とは?

スプレー缶は、いろいろな種類があります。
スプレーの種類
・生活用品系
ヘアケア用品、デオドラント用品、消臭剤や脱臭剤などのスプレー。人に対して使用するものなので、基本的には無害です。
そのため、中身が残っているものでも比較的捨てやすいです。

・LPガス
LPガスは、カセットボンベに使用されるガスです。
長く使い続けられますが、缶がさびてしまったものはガス漏れの恐れがあります。
缶がさびていたら、中身が残っていても捨てましょう。

・塗料
スプレー式の塗料は、プラモデルや模型作りで使われます。

・殺虫剤
殺虫剤はスプレー式のものがほとんど。
家庭用の殺虫剤は毒性の低いものがほとんどですが、大量に噴霧すると健康に影響が出る恐れがあります。
また、古い殺虫剤ほど毒性が強い成分が使われている可能性があります。

スプレー缶の捨て方

必要なもの
・大きめのゴミ袋、レジ袋
・ボロ布、新聞紙、トイレットペーパー
・マスク、軍手(あれば)

捨てる作業の前にまず周りに火の気が無い事を確認しましょう!

捨て方

①空中に放出する
デオドラントスプレーやLPガスなどは空中に放出しても問題ありません。
中身が残っているものは、風通しのよい開けた人気のない場所でスプレー缶を押しっぱなしにしましょう。

「シューッ」という音が聞こえなくなればOKです。
カセットボンベの場合は、アスファルトなどに先端を強く押し付ければ、ガスが出ます。

そのまま中身を出しきってしまいましょう。周りにに火の気がないことを必ず確認してください。

②ビニール袋に新聞紙などを入れて染み込ませる
塗料スプレーや殺虫剤など空中に放出するのに問題があるものは大きめのビニール袋の中に、ボロ布や新聞紙などの液体を吸収する力の高いものを入れ、そこにスプレー缶の中身を噴出させます。風通しのよい屋外でマスクをつけて行いましょう。

中身を出し切ったスプレー缶を出し切った袋の中にはガスがたまっているためすぐに封をせずにしばらく放置します。中身を吸わせたボロ布や新聞紙は、可燃ごみに出しましょう。

③メーカーへ問い合わせる
製造されて15年以上たっているスプレー缶の中身は、今では使用が禁止されているものが入っている可能性があります。
中身が変質している可能性もゼロではありません。

さらに1980年代に製造されたスプレー缶の中にはフロンガスが使われているものもあります。古いスプレー缶を処分したい場合は、メーカーに問い合わせれば捨て方を教えてくれます。
スプレー缶は缶がさびていなければ、中身は劣化している可能性は少ないです。

しかし、さびがひどく今にも壊れそうなスプレー缶の場合は缶ごとビニール袋にくるんでください。
穴が開いている場合は、中身がすでに漏れてしまっていることもあります。

中身を使い切ったスプレー缶は、各自治体のごみ収集方法に従ってゴミに出しましょう。スプレー缶に穴をあけるかどうかは自治体によって変わってくるので確認しておきましょう。

必ず中身を使い切った状態でゴミに出して!スプレー缶の中身が入っているまま捨てるのは危険!

スプレー缶の中身はガスが入っています。このガスは、中身を使い切るとすべてなくなるようにできています。つまり、スプレー缶の中身が残っているものにはガスも残っていることになります。

このガスは可燃性ななので処理をする際に爆発する危険があります。
そのため、中身が入っている状態ですててしまうと、ゴミ収集車の中で爆発する可能性や焼却炉の中に入ってしまうと炉を傷つける可能性もありとても危険です。
スプレー缶を捨てる際は、必ず中身を使い切った状態で捨ててください。

まとめ

スプレー缶は中身を地道に使い切って捨てるのがベストです。中身を使い切ればガスもなくなります。スプレー缶の中身が入っているまま捨てるのは危険なのでやめてくださいね。

使い切れずに残ったものは、中身を全て出し切った状態で捨てましょう。スプレー缶の中身の種類によって、空中に放出するか、ビニール袋に新聞紙などを入れて染み込ませるか、メーカーに問い合わせるかして処理しましょう。

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