冬といえば、こたつにみかんですね。
1日に何個も食べるからとみかんを箱ごと買う方も多いかと思います。
しかし、箱ごと買うと痛んだみかんがいくつも出てきてしまうことも。
みかんを適切な保存方法でおいしくいただきましょう。
みかんの保存方法と保存期間
みかんの保存方法によって保存期間も変わってきます。それぞれどのように保管するのか、期間はどれくらいもつのかをみていきましょう。
みかんの常温保存
冬が旬のみかんは、冬場の時期なら基本的に常温で保存できます。
しかし、みかんは乾燥することで味が劣りやすく、カビが生えやすいため保存には注意が必要です。
常温で保存する場合は、暖房で暖かい部屋や高温多湿な場所での保存は避けてください。直射日光の当たらない冷暗所で保存しましょう。
暖房のきいた部屋で食べたい時は、食べる分だけ持っていきそのまま置きっぱなしにすることは避けてください。
常温の場合の保存期間は3週間が目安です。
みかんの冷蔵保存
みかんは冷蔵や冷凍で保存することができますが、甘味がなくなり酸味がましてしまいます。また、ジューシーさも損なわれてしまします。
夏場など冷蔵保存したい場合は、新聞紙にくるみんでビニール袋に入れて野菜室で保存しましょう。こうすることで風味が損なわれにくくなります。
冷蔵の場合の保存期間は2週間が目安です。
みかんの冷凍保存
みかんを冷凍保存する場合は、皮をむいて一房ずつ分けてジップロックなどの袋に入れて冷凍庫に入れます。
冷凍の場合の保存期間は1~2ヶ月が目安です。
箱買いの保存方法
みかんを箱買いしたときは、まず買ったみかんを箱からすべて出してそれぞれみかんの状態を確認します。
新鮮なみかんと痛んでいるみかんを分けます。
カビが生えてしまっているものは他のみかんを腐らせてしまいますので捨てましょう。
分けた後は通気性の良いかごなどに入れます。
かごに入れるときは、状態の良いものから下に入れていきます。痛みがでてきているものを上に乗せていけば、腐る前に食べきることができます。
また、みかんのヘタは下にして逆さ向きに入れましょう。ヘタがある側のほうが固いため上にみかんを乗せて圧迫していっても痛みにくくなります。
もしかごがなくて段ボールに入れるしかない場合は、新聞紙を使います。
みかんを入れるときには底に新聞紙を敷きます。逆さ向きにしたみかんを入れその上にさらに新聞を敷き…と一段ごとに新聞紙を敷きます。
段ボールのふだは閉めずに開けておきましょう。
こうすることで乾燥予防と通気性を良くすることができ、痛むのを軽減できます。
2~3日ごとに中身をチェックし、痛んでいるものは取り除きます。
まとめ
冬の定番の果物のみかんは安くておいしいです。
痛みやすい果物なので、正しい方法で保存しておいしく食べましょう。