芒種(ぼうしゅ)とはいつのことをいうでしょうか。聞きなれない事あですね。芒種とはいつのことか、意味や行事について紹介します。
芒種はいつのこと?
芒種は、太陽の黄経が75°に到達したときのことで、年によって変わりますが、毎年6月6日か7日のことです。
期間としての意味もあり、芒種の6月6日か7日から夏至の6月21日か22日の約15日間をいう場合もあります。
季節は夏です。
旧暦では5月前半です。
芒種はどういう意味?
芒種は、1年を15等分して約15日間ごとに設けた二十四節季の一つで9番目にあたります。
芒種とは、稲・麦など芒(のぎ)を持つ穀物の種をまくという意味です。
芒とは、稲などのイネ科の植物の先端にある棘のような針状の突起の事です。
この時期は種まきをはじめ、農家は忙しくなる頃です。
しかし、昔とは変わって現在は少し早い時期に行われるようです。
芒種の食べ物は?
芒種のことの行事食は特にありません。
湿気が多く気温も上がってくる頃なので食中毒には注意しましょう。
梅雨の時期
芒種はちょうど梅雨の時期です。
少し蒸し暑くジメジメとする時期になってきます。
旧暦では5月のころなのでこの時期に降る雨は「五月雨」と呼び、雨の合間に晴れることを「五月晴れ」と呼んだりします。
梅雨は、梅の実が熟す時期に降る雨が由来だそうです。
まとめ
芒種は、毎年6月6日か7日のことであり、また夏至までの期間を指すものでした。
稲などの穀物をまく時期という意味です。
現在は種まきの時期は早くなっているので、梅雨の目安として使われているようです。