大寒(だいかん)とはいつのことをいうでしょうか。漢字の意味から1年の中でもかなり寒い時期のことかと連想できますね。大寒とは何日のことか、大寒の意味も合わせて紹介します。
大寒はいつのこと?
大寒は、太陽の黄経が300°に到達したときのことで、年によって変わりますが、1月20日か21日です。
また、旧暦では12月後半頃のことです。
期間としての意味もあり、大寒の1月20日か21日から立春の2月4日か5日の約15日間のことをいう場合もあります。
大寒の最後の日は、節分で、翌日は旧暦の正月です。
大寒はどういう意味?
大寒は、1年を15等分して約15日間ごとに設けた二十四節季の一つで24番目にあたります。
大寒の意味は、寒さが厳しくなり、1年の中でも最も寒い時期という意味です。
小寒と大寒で「寒(かん)」、寒中、寒の内と呼ばれ、小寒を「寒の入り」、立春を「寒の明け」と呼ばれます。
日本では、寒さのピークは実際は2月のはじめごろになります。一番寒い時期と言われる大寒の時期とずれがあるのは、二十四節季という考え方が中国から日本へ伝わってきたためです。
大寒の食べ物は?
大寒の時期の食べ物には、「大寒卵」があります。
大寒卵は、大寒の日ににわとりから産まれた卵のことです。大寒の期間に産まれたものでなく、大寒の日にのみ産まれたものを指します。
大寒卵は、縁起物で子どもが食べると体が丈夫に、大人が食べると金運が上がると言われています。
昔は、大寒の寒い時期にはにわとりはあまり卵を産まなかったため、産まれた卵には、価値があり、栄養豊富で強運を持っていると信じられていたため縁起が良いとして扱われるようになったそうです。
まとめ
大寒は、毎年1月20日か21日のことであり、また立春までの期間を指すものでした。
正月も明けて寒さがかなり厳しくなる時期です。
大寒の日に産まれた卵は縁起物で大寒卵といいます。
寒い時期には、インフルエンザや風邪も流行ってくるので栄養あるものをしっかり食べて体調管理に気を付けましょう。