小暑(しょうしょ)とはいつのことをいうでしょうか。あまり馴染みがない言葉ですね。小暑とはいつのことか、意味や行事について紹介します。
小暑はいつのこと?
小暑は、太陽の黄経が105°に到達したときのことで、年によって変わりますが、毎年7月7日か8日のことです。
期間としての意味もあり、小暑の7月7日か8日から大暑の7月23日か24日の約15日間をいう場合もあります。
旧暦では6月前半です。
小暑はどういう意味?
小暑は、1年を15等分して約15日間ごとに設けた二十四節季の一つで11番目にあたります。
小暑とは、暑さがだんだん強くなっていくという意味です。
このころの気候は、梅雨明けが近く、なまぬるい風が吹く時期です。例年小暑より3~7日くらい遅れて梅雨があけることが多くなっています。この時期をすぎると暑さが増して夏本番になっていきます。
小暑の食べ物は?
小暑には行事食は特にありません。
小暑の時期のイベントは?
暑中見舞い
暑中見舞いは、「小暑の始まりから立秋の前日まで」の間に出します。その期間に間に合わなかったら残暑見舞いを出します。
七夕
7月7日は七夕の日ですね。
七夕は織姫と彦星が年に1度会う伝説に基づいて、星をまつる行事です。七夕行事は奈良時代から貴族の間で行われ、江戸時代に庶民に広まりました。庭前にウリ・ナスなどを供えて、笹竹に歌や願い事を書いた五色の短冊・糸・布などを飾り、書道や裁縫の上達などを祈る行事です。
まとめ
小暑は、毎年7月7日か8日のことであり、また大暑までの期間を指すものでした。
暑中見舞いを出し始めるころです。
梅雨明け間近で、湿気も多くこれからどんどん暑くなるので、熱中症・食中毒などに注意をしましょう。