ここ数年、太眉のトレンドが続いていますが、「どう描いていいかわからない!」という人も多いのでは? GLOW9月号では、40代にふさわしく、今年らしい太眉作りのコツを2大眉サロンに取材。旬なメイク方法は高橋里帆さんがレクチャーします。
◆2015年の太眉 絶対守るべき4大ポイントはコレ!
POINT 01:太くすべきは眉下!
年齢を重ねると“眉毛が減ってくる”“まぶたは下がってくる”のダブルパンチで、眉と目の間が広がって間のびしがち。下を足す方がバランスがよくなり、目力もアップします。
POINT 02:眉山は意識しない!
フラットめな眉がトレンドなので、昔のように意識して眉山を描く必要はありません。でも、完全に山をなくすと不自然なので、骨格や眉弓筋に沿った自然なカーブをいかした形状に。
POINT 03:眉尻は眉頭より上!
40代ともなると目まわりの皮膚がたるんできて、ただでさえ眉尻も目尻も下がってきます。眉尻を眉頭より高い位置に設定することで、見た目リフトアップ効果を狙いましょう!
POINT 04:眉頭は最後に!
眉頭が濃かったり、寄っていたりすると顔に険しさが出るので、最後にブラシに残ったパウダーでぼかす程度にすること。描くのではなく、アイシャドウ的に影をつけるだけでOKです。
GLOW編集部の眉迷子・Kの素朴な疑問、アナスタシア アイブロウ スペシャリスト・遠藤さゆりさん、FLOW代表取締役・川島典子さん、おふたりの眉のプロに聞きました!
Q1:眉カットはした方がいいの?
A1:ボサ太眉は×、はみ出しはカット!
「眉の毛流れは複雑なので、むやみにカットすると穴があいてしまうことも。ただでさえ減っていく毛を減らすのはもったいないので、最大限にいかすのが前提です。切るのは、どうしてもはみ出す毛だけに」(遠藤さん)
Q2:色はどう選ぶ? 昔は髪の色に合わせて、でしたよね?
A2:40代はグレイッシュなブラウンの一択!
「40代なら知的で上品に見え、地毛の色から浮きにくい少し“グレイッシュなブラウン”がおすすめ。赤味や黄味が強いものは、浮くのでやめた方がいいでしょう。ただし、太眉にすると重くなるので、濃さは軽めに」(川島さん)
Q3:左右対称に描けません!
A3:完全には左右対称でなくてもOK!
「左右対称にしようと両眉をいじり過ぎ、結局バランスが取れずにいる人が多いです。眉山の位置が高かったり、長さが短かったりとクセのある方の眉を、片眉に近づけるイメージで描いてみて!」(遠藤さん)
Q4:種類豊富な眉アイテム、どう選ぶ?
A4:マストハブはパウダー&ペンシル!
「アイブロウパウダーは、ナチュラルに毛のすき間を埋めるためにマスト。ペンシルは毛を生やすように描けるので、併用するとより自然な眉に仕上がります。その他のものは必要に合わせて取り入れて」(川島さん)
Q5:年齢とともに毛量が減ってきた!
A5:眉毛も朝晩にブラッシングして!
「眉も髪と同じ毛ですから、スクリューブラシでブラッシングを。毛流れが整い、刺激を与えることで新陳代謝が促され、眉毛が生えやすい環境になります。朝は地肌に残った皮脂を拭い、色落ちを防ぐ役割も」(遠藤さん)
撮影=神戸健太郎(人物)、相沢千冬〈Q’s〉(静物)
ヘア&メイク=高橋里帆〈three peace〉
スタイリング=河部菜津子〈KiKi inc.〉
モデル=樹神
取材・文=山本葉子
詳しい情報は、本誌96ページからの「2015年の太眉を学び直し!」にてご確認ください。