渋谷といえばギャルというイメージはいつの間にか薄れてしまった。しかしギャルは消えてはいない! 宝島7月号では、渋谷にオープンした「ガングロカフェ」に潜入。そこにはまだまだ元気なギャルたちの姿が。(取材・文:本誌取材班、写真:金子靖)
街中でギャルを見かけなくなって久しい。2000年頃ピークを迎えたギャルブームは徐々に廃れ、ギャル系雑誌も相次いで休刊した。しかしギャルは消えたわけではなかった! もはや絶滅危惧種ともいえる「黒ギャル」に会える「ガングロカフェ」が今年1月、渋谷にオープンし話題を呼んでいる。このカフェのスタッフのギャルたちは「Black Diamond(以下BD)」という黒肌ギャルのユニットに所属する。しかもこの「BD」、実はすでに海外にも進出しているのだ。海外の反応は想像以上だったと、「ガングロカフェ」経営者の浅野毅氏は話す。
「日本ではギャルはバカにされたり、“日本の恥”と失笑されがちですが、外国人には彼女たちのメイクやファッションは“クリエイティブ”に映るようです」
日本のアニメや漫画が「クールジャパン」として海外に浸透し、そこから日本のギャルも知られるようになった。今やギャルファッションをまねする外国人も増えているというから驚きだ。また、渋谷に来る外国人のなかにはギャルに会えると思ってやってきて、まったくいないことに落胆する人もいるのだとか。
「渋谷には外国人観光客は多いが観光スポットがないんです。この店は外国人の間で口コミで広がり徐々に観光地として認知されてきています。最終的には客の半分以上を外国人にすることが目標です」(浅野氏)
スタッフのギャルは海外の観光客をもてなすため、英語の勉強を始める。ギャル文化を発信しようとする彼女たちは真剣だった!
詳しい情報は、本誌10ページからの「What’s up? 絶滅寸前の黒ギャルがおもてなし 話題の『ガングロカフェ』に潜入!」にてご確認ください。