撮影:寺田茉布[LOVABLE] ©宝島社 mini6月号
ネイルサロンの利用者数は年々減少傾向にあるそうです。事実、私も一時通っていたものの、キーボードが叩きづらい、毎月通うのが面倒、お金がかかる……と、私には自己満足だけでは補いきれないデメリットがあったので、結局行くのをやめてしまいました。
では、いざ自分でやってようと挑戦しても、途中でヨレたり、細かい作業で挫折したりと無残な仕上がり。しかも毎日トップコートを重ねないとすぐに剥げてくる……ということで、結局爪切りでパチパチ切るだけという、女子力ゼロの爪先にすっかり慣れてしまいました。
もっと手軽で失敗しづらいネイルアートはないものか……と思っていたら、mini6月号で『ラフさが可愛い♡ 簡単セルフネイル』なる企画を発見! この企画、なかなか画期的です。“ラフさが可愛い”とあるように、いい意味で適当。ベースコートを塗ってからちょんちょんちょんと3つドットを打つだけだったり、爪先にちょこんと四角を描くだけだったり、とにかく簡単。しかも、その適当さがほんとに可愛い!
雑誌で紹介されるネイルアートは、基本的にはとてもじゃないけど自分ではできない代物ばかり。ネイルサロンに行ってオーダーすることを前提としているので、実際にそのアートを自分でやろうとしても、よっぽど器用じゃないと難しいんです。その点、このアートだったらファッションに合わせて毎日でも変えられそう!
実際、編集部がチャレンジしたというアートも、白に塗ったベースに星のホログラムをひとつ置くだけ、というような簡単なもの。テクニックいらずのうえに、miniのストリートファッションにもぴったりです。
この手軽さだったら面倒くさがりの人も、不器用な人も、手軽におしゃれアートを楽しめるはず! 適当さがおしゃれ、なんていい時代ですね。
撮影:寺田茉布[LOVABLE]
ネイル監修・ヘアメイク:木部明美[PEACE MONKEY]
スタイリング:宇田川彩子
モデル:野崎智子
撮影協力:EASE
文:藤原 綾