一流レストランのステーキに脂肪注入肉が!? 外食の知られざる“不都合な真実”を暴露

2018/07/31

最近、ある週刊誌が、国産食品について、実名をあげて食べてはいけない食品のリストを矢継ぎ早に掲載。大きな話題を呼びました。スーパーやコンビニで棚に並ぶ食品を手に取った際、思わず原材料や添加物、産地の表示を確認してしまった人も多いのではないでしょうか。

ところで、同じ食品なのに、原材料も添加物も原産地も表示がなく、それでもみなさん何の疑問もなく口にしているものがあります。それは何かといえば“外食”です。

多くの人は1日に1度、あるいはそれ以上の頻度で外食をしているはず。もし健康に気を配るのなら、外食のメニューだって加工食品同様にチェックしなくてよいのでしょうか? そんな意外な盲点を突いた、衝撃的な内容の書籍が登場しました。それが『知ってはいけない外食のウラ側』です。

宝島SUGOI文庫『知ってはいけない外食のウラ側』
著者:安部司+別冊宝島編集部

著者のひとり、安部司氏は、総合商社で加工食品の開発などに従事した後、食品ジャーナリストに転身し、70万部のベストセラーとなった『食品の裏側』で知られる人物。安部氏を筆頭に、日本を代表する食品や外食を専門とするライターの面々が、外食産業の裏側に鋭く切り込んでいます。

「日本には外食における添加物の表示義務が存在していないため、消費者は自分の注文した料理にどんな添加物が含まれているのかを知ることができない」「日本の外食産業はある意味、“なんでもあり”“やりたい放題”のブラックボックス状態になってしまっている」

そのため、ホテルのレストランで出されるステーキでさえ、「本当のステーキ」なのかどうかわからないと、安部氏。たとえば、「脂肪注入肉」というものがあります。「原材料ラベルには、〈牛サーロイン肉(ニュージーランド産)〉、牛脂、オイスターエキス、食塩、たんぱく加水分解物、カゼインNa…(以下略)〉などと書いてある」。これを「ステーキ」と呼んでいいのかどうか……。

また、焼肉店でオーダーする際の部位ですが、カルビ、ロース、バラ、カタなど肉に明確な境界線があるわけでなく、つながっている部位もあり、どの部位に含めるかは職人の胸三寸であるといいます。「“カルビ”や“ロース”は肉の部位ではなく、あくまでも店のメニュー」「“カルビ”といえば“カルビ”で、“ロース”といえば“ロース”」「部位と値段は店の都合で勝手につけることができる」

こんな調子で、肉にまつわる様々なヒミツに始まり、回転寿司やラーメン、ハンバーガーなど人気外食の知られざる仕組み、激安外食と切っても切れないニセモノ食品や輸入食品の実態などに舌鋒鋭く迫り、日本の外食産業をめぐる「不都合な真実」を次々と解き明かしています。

“知らなきゃよかった”の声も続出。記録的猛暑のなか、背中を冷たいものが走ること必至の本書。食べる前に読むか、読んでから食べるか、それを決めるのはあなた次第です。

text: P.M.A. Tryangle

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