「おしゃれはガマン」なんて言葉も聞くけれど、毎日の通勤靴や遊びに行くときの休日シューズは、履いていてラクなものが一番! steady.3月号では、靴選びで悩んでいる読者が、自分の悩みを解消するベストシューズをセレクト。それぞれ選びのポイントもコメントしてくれました!これを参考にあなたも自分にあう靴を探してみて。(撮影/[人物]生田祐介、[静物]中村圭介、[取材]片岡 祥 スタイリング/七森美和 ヘア&メイク/George モデル/加藤夏希 取材・文/弓削桃代)
■「外反母趾」に悩む読者代表・佐藤さんセレクト
靴を選ぶときのチェックポイントは、「親指の付け根を押さえつけない」「低いヒールでつま先に体重がかからない」「やわらか素材や靴の先端にクッション入り」の3点。いろんな靴を試していただき、OK/NGシューズを選んでいただきました。
[OK]ローファー、ソフトレザー、クッション入り
[NG]ポインテッドトゥ、ピンヒール、エナメルパンプス
「ヒールが高い、ポインテッドトゥのパンプスは、親指の付け根に負担がかかってNG。指が自由に動かず、親指がどんどん変形しそう!」と佐藤さん。続いて、OKシューズの特徴についてご紹介します。
・ローファー
ヒールが低く、アーモンドトゥなどつま先を圧迫しないものが、外反母趾にはおすすめ。そこで、ゆったりしたデザインが多いローファーが◎。ベーシックな色なら、通勤にも便利!
・ソフトレザーパンプス
硬めの素材だと、靴の中で指の位置が固定され、痛みを感じても自由に動かせなくなることも。ソフトレザーなら、足の指が動かしやすく、親指が内側に曲がることも回避しやすい。
・付け根にクッション入りパンプス
靴の先端部分に、低反発性のスポンジやクッションなどが入ったシューズも続々登場。指が靴に当たる衝撃を緩和してくれるので、外反母趾の人にとってはうれしいかぎり! ポインテッドトゥでも履きやすいもの多数!
■「扁平足」に悩む読者代表・浅井さんセレクト
靴を選ぶときのチェックポイントは、「足の裏全体が地面につかない」「安定感のある低めのヒール」「土踏まずをサポートしてくれるもの」の3点。いろんな靴を試していただき、OK/NGシューズを選んでいただきました。
[OK]ウエッジヒール、太ヒール、アーチクッション入り
[NG]フラットシューズ、ピンヒール、スニーカー
「素材の硬いものや、横幅が狭いものは、足が窮屈に感じました。細身デザインのパンプスは避けたいところ。幅広めが好みです!」と浅井さん。続いて、OKシューズの特徴についてご紹介します。
・ウエッジヒールパンプス
扁平足の人は、足の裏全体が地面につき、衝撃を感じやすい。それにより、じんじんと痛くなったり、疲れやすかったりします。ウエッジソールで、地面からの衝撃を軽減することで、毎日が快適。
・太ヒールパンプス
扁平足の人は、ヒールがあったほうが痛くなりにくい。そこで、高さがあっても、安定感のある太ヒールが◎。かかとからつま先まで、角度がつきすぎず、長時間履くのも苦じゃない!
・アーチクッション入りパンプス
足裏のアーチ(=土踏まず)の崩れによって、起こる扁平足。足に筋肉をつければ解消されますが、それが難しい場合はクッション入りを選びましょう。快適に歩けるようになります!
詳しい情報は、本誌62ページからの「『痛くない!』春靴だけ厳選!128」にてご確認ください。