三重県指定の伝統工芸品である伊勢木綿。柄などは百数十種類あり、江戸時代からの伝統柄から現代風の明るい柄まで、さまざまな表情を見せてくれます。しなやかで柔らかく、やさしく素朴な風合いがあり、使うたびに手に馴染んでいくのも特徴。そんな伊勢木綿のがま口財布やポーチ3点を紹介します。
「ずっと大切に使ってもらえる“
一品(いちしな)”
をデザインすることで伝統の継承のお手伝いをする」というコンセプトのもと、伝統の伊勢木綿を今の暮らしやファッションに合うようにデザインしている「ichishina Design Product(イチシナデザインプロダクト)」。伝統柄に明るいはつらつとした色が組み合わされ、モダンなアイテムに変身しています。
ほっこりとしたフォルムの「ichiガマ 福」は、幅(約)15cm✕高さ(約)9cm✕奥行(約)11cmと大きめで、ポーチとして使えるがま口です。マチがたっぷりありたくさん入るので、化粧ポーチにぴったり。口金部分は大きく開き、そのまま固定できるので、お化粧中も口を開いたままにしておけてとっても便利。
柄は弁慶・黒、縞もの・水色、変わり布団縞・橙、縞もの・黃茶の4種類。化粧ポーチのほか、文具入れや、トラベルポーチとしてなど、いろいろなシーンで活躍しそうですね。
手のひらサイズの「ichiガマ 角」は、幅(約)10cm×高さ(約)7cm×奥行(約)2.5cmで、小銭入れに定番のサイズ。近所でちょっとした買い物をする時などはもちろん、常備薬入れや、旅行の際のアクセサリーケースとしても使いやすいサイズです。
柄は格子・橙紫、小格子・青、小格子・青紫、小縞もの・紺の4種類。いずれも、和服、洋服のどちらにもマッチするデザインになっているのもうれしいですね。
まるい形がとても可愛らしい、「ichiガマ 丸」。幅(約)11.5cm×高さ(約)10cm×奥行(約)2.5cmと、定番型とほぼおなじサイズ。小銭入れのほかにも、飴やチョコなどのお菓子入れや、目薬、リップクリームなどの小物入れとして、こまごましたものの整理にも使えそうです。
柄は色縞・茶、弁慶・紺、変わり布団縞・橙、格子・橙紫の4種類。ichiガマシリーズはいずれも、同じ柄であっても少しずつ柄ゆきが異なる場合があるので、その違いも楽しいですね。
明治期には一大産業として栄えたこの伊勢木綿も、現在では津市の「臼井織布株式会社」でのみ作られています。明治時代から使われ続けている豊田式織機一台からできるのは、1日にわずか1反(13m)。そんな貴重な伊勢木綿のアイテムは、ギフトにもぴったりです。
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