30代に突入すると、気になり始めるのが顔のシワやたるみ。以前に比べると目の下にクマもできやすくなったし、「今日疲れてる?」なんて聞かれることも増えた気が。
それ、もしかしたら顔の筋肉が衰えたことが原因かも。
実は、顔には30以上の筋肉が複雑に配置されています。これらの筋肉は、使わないとどんどん衰え、老いを招いていくのです。
ただいま発売中の「リンネル」1月号では、そんなエイジングについてのお悩みをケアするための簡単なエクササイズ、“
顔筋フィットネス”
を紹介しています!
日常的に使っていない顔の筋肉を鍛えることで、シワなどの悩みに対処。続ければ、むくみの解消や、血行の促進により肌つやのUPも狙えるそう。
そんな期待大な“
顔筋フィットネス”
を教えてくれるのは、美容作家やモデル、モデルカウンセラーとして活躍する豊川月乃さんです。
まずは「ウォーミングアップ」と「額のシワ」に対応するためのエクササイズをご紹介。
ウォーミングアップ
5セット
1. 顔筋フィットネスを始める前に、顔のパーツを中心に集め、口をすぼめて目をギュッとつむる。<5 秒キープ>
2. 反対に、外側にパーツを広げて目を見開き、口角を上げ、硬くなっている顔の筋肉をほぐす。<5 秒キープ>
額のシワ
5セット×1日2回
1. 思いっきり眉根を寄せて、眉間の縦ジワをできるだけ寄せる。眉間のシワは深ければ深いほどOK。<5 秒キープ>
2. ゆっくり戻し、目を大きく見開き、眉を上に引き上げる。額にはっきり横ジワが出るまで動かすこと。<5 秒キープ>
続いては、目の周りのお悩みとしてはメジャーな、クマをケアするためのフィットネスです。
目の下のクマ
5セット×1日2回
1. 鼻下を伸ばして上唇で前歯を巻き込む。顔を下に2倍伸ばすイメージで、思いっきりやること。
2. 1の状態をキープしたまま、眼球を触らないように上まぶただけを人さし指で軽く押さえる。
3. 2の状態をキープしたまま、下まぶたを上に引き上げ、力を入れて。目を閉じようとすると血行アップ。<5 秒キープ>
挑戦している最中は変顔状態になってしまいそうな“
顔筋フィットネス”
ですが、行った後はストレッチ後のように、顔がスッキリした感覚。たしかに、むくみは無くなりそう!
誌面ではほかにも「ほうれい線のたるみ」と「フェイスラインとあごのたるみ」をケアするためのエクササイズも紹介しています。
全部で5種類の動きを朝と晩の2回、計5分くらい行うだけの“
顔筋フィットネス”
。詳細は「リンネル」1月号104ページからの特集「敏感肌さんのエイジングケア」でどうぞ!
photograph: Tomoya Uehara
styling: Aya Isobe
text: Chie Sakuma
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