出版界のレジェンド・島地勝彦氏。豪放磊落な生き方から、人生の真髄を学ぶ

“安定”が美徳とされる現代社会。そんな時代を生きる若者を叱咤すべく、伝説の編集長にして人気コラムニスト兼バーマン・島地勝彦氏が「smart VIP ROOM」に登場。自由に豪快に働き、遊び尽くす氏の生き方から、人生の真髄を学ぶ。treasuresでも、その一部をお届けします。(Photograph:Satoshi Ohmura 、Interview&Text:Yuki Takematsu)

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政治家、芸能人、スポーツ選手……誰にでも会える「編集者」という仕事にのめり込み、67歳で集英社を退社するまで、42年間突っ走ってきた島地氏。引退後は、雑誌とネットの連載の執筆、土日はお昼1時から夜8時までバーに立つ生活を送っている。

――新宿伊勢丹メンズ館にある『サロン・ド・シマジ』のバーに、島地さんは毎週土日いらっしゃいます。
「伊勢丹の大西社長からこのお店のお話をいただいたときに、『シマジ文化を売ってくれ』って言われてオープンしたから、ぼくが好きな本なんかをいろいろと教えることはできるし、きっと人生の何かの参考になるはず。だから学生の方もよくいらっしゃってくれる。それに幅広い年齢層のお客様が来店するから、様々な出会いもある。うちのバーで知り合った男女がこの前ニューヨークで式を挙げたなんてこともあったんだよ。朝日新聞にうちの店はニューパワースポットだって紹介されたし、漠然と公務員を目指しているような子が来たらもっと面白い人生を歩もうって思ってもらえるんじゃないかな」

――島地先生自身もかなり若い頃からバーに通っていたそうですが、やはりあの空間は生きる上で大切ですか?
「ぼくは“バーカウンターは人生の勉強机である”と思っているんだよ。人生の、人間の素敵な止まり木だって。だから通い始めるならなるべく早い方がいいよ。たとえお酒が苦手でも、そこには出会いがあるし、色んな話が聞ける。ぼくは前まではお客様が生徒で、バーマンのぼくが教授だって思ってたんだけど、最近は自分もいろいろと教えられる生徒なんじゃないかって思い始めたんだよね。みんながそれぞれ高められる空間。それがバーなんだよ」

――その中でも『サロン・ド・シマジ』はオシャレな服も買えて、素晴らしい出会いもあると?
「そう。ぼくは人生を一度もつまらないとか退屈だと思ったことがないくらい、いつもご機嫌に生きているから、うちはそういう雰囲気に包まれてる。それに11月からは毎月2回資生堂の美容師の先生を呼んで、今ぼくがやってる男性用のネイルアートを体験できるようにするよ。ネイルで女性は気分が上がると言うけど、それは男性も同じ。これからは男性のネイルアートが流行ると思うんだ」

――ファッションにもこだわりが強いですが、どんな服装が好きですか?
「集英社の取締役だった頃は、イギリスのサヴィル・ロウなどで作った上等なスーツを着てたね。67歳まではビシッとダブルのスーツでキメてて、今はナポリファッション。男のファッションっていうのは仕事の鎧みたいなもんだから、投資はまったくいとわないね」

――カッコイイ大人のファッションとは何ですか?
「結局は自己満足。生き方もそうだけど、人からどう見られるかを考えるなんて無意味。趣味と同じで自分がいいなと思うことに没頭していけばいい。それと究極のオシャレというのはいかに年齢不詳になれるかということだね」

こちらで紹介したのは、まだほんの一部。さらに詳しいインタヴューは本誌100ページから「smart VIP ROOM vol.78 島地勝彦」にてご確認を。

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