アンテナショップって、なぜあんなにワクワクするのでしょう!日本各地のおいしいものや食器、工芸品で溢れていて「この地方では、こんなものが作られているんだな」と知ることで、行ったことのない場所でも、がぜん興味が湧いてきます。
かつて旅行で訪れた土地や出身地のアンテナショップなら「そうそう、これがおいしいのよね」などと、懐かしさに浸れたりもして。
ニュースサイト「treasures」担当編集者の私も、行けばカゴいっぱいに買い込んでしまうこともしばしばです。
そんな魅力に満ちたアンテナショップですが、発売中の「リンネル」8月号の連載コーナー「Liniere Café」をのぞけば、さらに財布のヒモがゆるんでしまうかも⁉︎
「Liniere Café」とは、スタイリストの轟木節子さんと編集者の安達 薫さんが、毎月テーマに沿ったおすすめの品を紹介するコーナー。今月号のテーマは「日本各地のいいもの、見つけた!」です!
アンテナショップで、素敵なもの・味の宝探し
(A)今月はアンテナショップやセレクトショップで見つけた、日本各地の“いいもの”を集めました。
(T)旅先のお土産もの屋さんにいる気分になれるアンテナショップが好きで!
(A)私は近所に素敵なお店ができて、入ってみたらひとつの県に特化したアンテナショップ的なお店だった、ということがありました。(中略)
(A)行ったことがない県の名品は、なかなか知る機会がないけれど、楽しくていいものがたくさん見つかりますね。
(T)&(A)ものをきっかけに、日本のいろいろな場所がどんどん気になってくる!
アンテナショップが大好き!と熱く語る2人。スタイリストと編集者という仕事柄、普段からさまざまな“
いいもの”
に触れている彼女たちのお眼鏡にかなった品とは? いくつかピックアップしていきましょう。
まずは、二人の出身地でもある熊本のご当地フード2点です。
2.熊本
(T)熊本からは、さつま芋の素朴な甘さのこっぱ餅。輪切りにしてフライパンで焼きます。
(A)ナポリタンは帰省するたびに大量買い。ジャンクな味がクセになります。
続いては、三重県のメーカーが手がける牛乳とヨーグルト。
4.三重
(T)ノスタルジックなパッケージとサイズ感にきゅんとします。
(A)映画「テルマエ・ロマエ」で主人公が飲んでいたのは、こちらのメーカーのフルーツ牛乳なんです。
山形からは、レトロっぽさがたまらないガラス製のサンデーカップをチョイス。
6.山形
(T)北欧のヴィンテージの器にも通ずるモダンさが! みつまめやプリンにも合いそうです。
(A)うっすら淡いあめ色が見えるのが涼しげです。
ほかに、長野の牛乳パン(とってもおいしそう!)や山形の納豆、愛媛のガーゼマフラーなど、さすが、ものを選ぶ目が確かな二人のセレクトなだけあって気になる商品ばかり。特に熊本の商品は、“
買って応援”
という意味でもぜひチェックしたいですね。
セレクトショップめぐりが今まで以上に楽しくなるコーナー、詳しくは現在発売中の「リンネル」8月号のP15をご覧ください!
撮影/花田 梢
スタイリング/轟木節子
文/安達 薫