移住者の多い長野県原村で喫茶店を開業。農業から路線変更した杉山さん

田舎道を走っていると、素敵なお店が目に飛び込んでくることがある。たいてい小さくて、移住者夫婦が切り盛りしていることが多い。お客さんが少ない田舎で、「自分たちの時間」と収入のバランスをどうやってとるのか。長野県原村で小麦まんじゅうと喫茶がたのしめる「パンさんのお茶」を営む、杉山斉二さん、悦子さんご夫婦に話を伺った。
(文/渡瀬基樹 写真/兵頭冬樹)

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57歳で一から小麦まんじゅうづくりを学び、すべて有機栽培&無農薬の食材した喫茶店を開業した杉山さん夫妻。2人が原村へ移住してきたのは15年前になる。「それまで住んでいた千葉の松戸で小さな畑をやっていたので、最初は農業をしようと思っていました。そこへ妻の親戚から、小麦まんじゅうのつくり方を教えるから、並行してやってみれば?と言われたんです」。そこで、喫茶店ができそうな物件探しに路線変更。予算に合う建物を探していたところ、見つけたのはなんと小誌に掲載されていた物件だった。「松戸に戻る気はなかったので、土地を売ったお金と貯金でまかないました。室内のスペースを広げ、外壁を手に入れるなど大幅にリフォームしています」。さらに今年3月まで、半年かけて再リフォーム。二重サッシ化や床に断熱材を追加するなどしたそうだ。

「パンさんのお茶」は小麦まんじゅうとコーヒーという、ちょっと変わった取り合わせの喫茶店。店を始めるときに、差別化をはかるために特徴を出そうと思ったからだそう。また、有機栽培無農薬の自然で安全な素材を使用しているのも、杉山さんが考え出した特徴の1つ。アレルギーなど疾患を持ったお子さんも安心して食べることができるため、遠方から買い求めにくる人も少なくない。「口コミでお越しになる方もいらっしゃいますが、やはり主なお客様は地元の方。原村は私たちのような移住者が多い地域。話が合うため、リピーターになってくれる方が多いんです」と語る。

これまでの詳しい道のり、初期費用、月額のランニングコスト、経営の工夫などは、本誌56ページ「小さなお店をつくる」にてご確認を。

田舎暮らしの本8月号はこちら!

パンさんのお茶

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