暮らしにも、おしゃれにも取り入れられる「かご」の魅力

涼しげなかごは、夏が近づくとファッションにも暮らしの中にもひとつは取り入れたくなるアイテム。中でも注目は、職人さんが手仕事で丁寧に作っている日本のかご。リンネル7月号では、かごの産地を訪ね歩いたスタイリストの小澤典代さんに、その魅力をうかがいました。

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「タイ、ベトナム、中国、インドネシア、アメリカ、フランス、フィンランド……と世界中でかごは作られていて、その材料や編み方、用途はさまざま。収穫した穀物、果実や魚を入れたり保存したり、持ち運んだりと、人間の生活の営みに欠かせない道具だったんです。スタイリストとして物に携わる仕事を長くするうちに、できるだけその物が生まれた背景を知ろうと調べるようになりました。日本のかごは奥が深いですよ。産地によって違いはありますが、共通しているのは潔いシンプルなデザインの物が多く、とても丁寧に作られていること。何十年と使えるような強さもあって。やはり、日本人の生活様式や美意識に沿っているんですね」

かごは日本各地に生息する竹、アケビ、やまぶどうなど植物のツルや、クルミなどの樹皮を材料としています。ここでは特徴的なかごがある地域をピックアップ。

青森『アケビのかご』
しなやかで丈夫なアケビのツルは、美しい茶色が特徴。青森以外の東北地方でも見られます。

岩手『すず竹製品』
岩手・二戸鳥越地区がかごの産地。すず竹という細い笹を使います。中央が正方形になるような編み方が特徴の伝統工芸。

秋田『イタヤ細工』
イタヤカエデの若木を裂いたものを編むので、白い木肌が美しい。角館がさかんです。

宮城『篠竹製品』
細い笹の一種、篠竹。伊達家が京都から招いた職人によって、竹細工が始められたとか。

岡山『ガマのかご』
防水性に富む植物、ガマ。雨雪をしのぐので、雪靴などに。今では、蒜山地方のみで生産。お店は「倉敷民芸」がおすすめ。

大分『真竹のかご』
別府温泉があるため、湯治客が滞在時に使用する日用品として竹細工が発展。竹細工の専門店「竹工芸 山正」がおすすめ。

※紹介しているかごは、すべて小澤さんの私物です。

photograph: Miho Kakuta
illustration: Rumi Nishigori
text: Tsumugi Takahashi
edit: Nao Yoshida

詳しい情報は、本誌82ページからの「かごの季節がやってきた。」にてご確認ください。

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