森山良子「簡単なものなら、まず自分で作ってみようと考えます」

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10代でデビューして以来、第一線で活躍し続けてきた森山良子さん。変わらない歌声、
そしてイキイキと毎日を過ごす秘訣は、「大人になっても、ずっと夢を見続けること」にあるようです。大人のおしゃれ手帖6月号では、そんな森山さんにインタビュー。その一部をご紹介します。

「このバスマットに縫いつけたのは、昔着ていた衣装の端切れ。こっちのスタイは使わなくなったタオルで作ったもの。わざわざ買ったんじゃなくて、ぜんぶ家にあるものだけで作ったんですよ」
 この日、森山良子さんが見せてくれたのは、ご自身が作ったハンドメイド品の数々。制作中のバスマットは、ワッフル生地とタオルを合わせた土台に、カラフルな端切れを縫いつけた、凝ったデザインのものです。「なんだか踏むのがもったいない気がしますね」と言うと、「いえいえ、使うために作ってるんですから」とさらり。そんな言葉からも、日々の暮らしに手づくりが溶け込んでいることが伺えます。
 そうした森山さんの暮らしは、「料理から裁縫まで、なんでも自分でする人だった」という祖母から影響を受けたもの。子どもの頃から手づくりが生活の一部となっていたため、今も「簡単なものなら、まず自分で作ってみよう」と考えるのだとか。
「祖母は自分でスーツを仕立てたり、庭でブドウを育ててジャムを作ったりするような人。いとこやおばも手先が器用だったので、そういうDNAがあるのかもしれませんね。私のデビュー当時の衣装も、黒い生地にピンクのレースをつけて祖母が作ってくれたんですよ」
 かつてサンフランシスコに住んでいた祖父母からは、アメリカ製のキッチンツールや銀食器などの生活道具を受け継ぎ、そのほとんどは今も現役で活躍中。
「どれも80年以上前のもの。こういう古いものがたくさん家にあるんですけど、祖母と一緒にお菓子や料理を作った思い出があるので、捨てられなくて」
 普段のファッションも、既製品をそのまま着るのではなく、自分で手を加えるのが森山さん流。シンプルなジャケットには「宝石よりもこっちのほうが最近の気分」と、行きつけのお店で集めたアンティークボタンをブローチ代わりに。オンオフともに愛用しているブーツは、はき心地や身長とのバランスがベストになるように、ヒールやソールを調整しています。
 ふたりの子どもが成長した今、以前より自分のための時間が増えたのでは?と尋ねると、「まだまだ仕事が忙しくて、意外と趣味に費やせる時間はないんです」との答え。
「来年は50周年を迎えるので、その準備もしたいし、歌やギターの練習もあるし。本当はもっと映画やライブにも行ったり、お習字を習ったりしたいんですけどね」
 春からは全国ツアーもスタート。体力づくりのために、筋トレやウォーキングも続けているそう。
「実は運動は得意なんです。あんまりそう見えないでしょう(笑)?学生の頃はバスケット部のキャプテンで、マラソンではいつも10位以内だったんですよ。今はさすがに過激な運動はしませんけどね」
「やりたいことはまだまだたくさん」という森山さんが、中でも一番してみたいのは、誰も知らない異国で暮らすこと。
「ギター一本持ってストリートミュージシャンのように歌ったり、英語の学校に通ったり。好きなことに明け暮れる毎日を送ってみたいんです」

photograph: Isao Hashinoki
hair&make-up: Akemi Ono
text: Hanae Kudo

詳しい情報は、本誌46ページからの「森山良子さん これからが『私のため』の時間」にてご確認ください。

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