イギリス発祥の「フットパス」。その土地の風景を眺めて、地域の人と交流する楽しみ方が新しい!

その土地の自然や町並みを眺めながら歩くフットパス。スポーツ感覚ではなく、あくまで楽しみ方の1つ。歴史や文化などの再発見があり、地域の人たちとの交流も魅力だ。田舎暮らしの本6月号では、そんなフットパスにオススメのエリアを紹介している。(文/石井千代子)

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イギリス発祥のフットパス。森林や田園地帯、古い町並みなど地域に昔からある風景のなかを歩く。「歩く=foot」「小径=path」で、発祥地イギリスではフットパスが全土にわたり、みな楽しみながら歩いているという。日本でも新しい地域活動として注目され、各地の特徴を生かしたフットパスの整備が進められている。地域の人びととの交流があり、その土地の産物や温泉などのお楽しみがあることも。
 コースなどは必ず事前に確認し、地図を片手にゆっくりと歩こう。コースによっては山岳地帯を歩くことになるので、靴や雨具などの装備はしっかりと準備したい。

■ 北海道伊達市(だてし)・豊浦町(とようらちょう)・壮瞥町(そうべつちょう)・洞爺湖町(とうやこちょう)『洞爺湖有珠山(とうやこうすざん)ジオパーク』
約11万年前の巨大噴火でできた洞爺湖と、その南にある約2万年前にできた有珠山の周辺は、「大地の公園」として世界ジオパークに認定されている。このエリアでは12のコースが整備され、火山や森、湖など豊かな自然を肌で感じることができる。そのなかの1つ「金比羅山コース」は、2000年に噴火した有珠山の火口や、熱泥流が流れ込んだ住宅などの災害遺構が見学でき、防災についても学べると好評だ。ほかにも、巨大な溶岩石が点在する有珠善光寺自然公園の散策や、洞爺湖中央にある中島の探検など多彩。

場所:金比羅山コース/北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142-5
交通:【電車】室蘭本線洞爺駅よりバスで約20分、洞爺湖温泉下車 【車】道央自動車道 虻田洞爺湖ICより洞爺湖温泉
お問合せ:洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会 電話番号:0142-74-3015
※各コースは約1~7kmの距離で、「金比羅山コース」は約2.3㎞。自然を楽しみ火山との共生を学べるガイドツアーが人気。

■ 山形県長井市(ながいし)『フットパス長井』
県の南部にある長井市は3つの河川に囲まれた「水のまち」。かつては最上川舟運の商人の町として栄えた山の港町だ。フットパスでは、今も最上川とのかかわりが強いまちの歴史や文化、風土をめぐって歩く。「最上川舟運コース」では、最上川に沿って船着き場跡などをまわり、丸大扇屋など商家が残る町並みを歩く。5月には有名な白ツツジが、6月には色鮮やかなアヤメが咲き誇り、四季折々の魅力も満載だ。

場所:山形県長井市
交通:【電車】山形鉄道フラワー長井線長井駅下車 【車】山形市内より約60分(国道348号経由)
お問合せ:長井市建設課都市計画係 電話番号:0238-87-0863
※「最上川舟運コース」は距離4.8km、所要時間約1時間。観光ボランティアガイドの案内もある。5月10日~31日は白つつじまつり、6月13日~7月5日にはあやめまつりを開催。

■山梨県北杜市(ほくとし)『清里(きよさと)フットパス』
八ヶ岳連峰の南麓にある清里高原は、季節ごとに変化する雄大な自然や、牧場などのほか、アウトドア体験プログラムも充実。多彩な16コースでは、林間の自然歩道や牧草地を歩いたり、渓谷美が楽しめるミニトレッキング、尾根をめぐり山に登るコースなど、脚力や時間に合わせて楽しむことができる。レストランも多く、清里発祥の歴史や産物なども存分に味わえる。

場所:山梨県北杜市高根町清里
交通:【電車】小梅線清里駅下車 【車】中央自動車道須玉ICより約30分
お問合せ:北杜市観光・商工課 電話番号:0551-42-1351
※16コースは2~10kmと幅広い。ガイドを頼むこともできる。

詳しい情報は、本誌78ページからの「町並みや風景を楽しみながらゆっくり歩く フットパス」にてご確認ください。

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