アイドルの新たなファン層を生んだファッション誌『sweet』の力

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Photograph:KAZUTAKA NAKAMURA[MAKIURA OFFICE] © 宝島社 sweet5月号

 アイドル=おしゃれというイメージは基本的にはない。今までそういう撮られ方をしてこなかったからだ。写真でいうと、ファッションの撮り方とグラビアの撮り方はまったく違う。捉えるポイントが違うのだ。

 今ではファッション誌にアイドルが登場することもよくあるが、それの先駆けは宝島社のsweetだったと思う。まだセンターではなかった3年前に、渡辺麻友を起用した「まゆゆのファッション用語辞典」という連載を立ち上げ、ファッション誌のスタッフでビジュアル作りを行った。通常、タレントや女優がファッション誌に出る場合、ヘアメイクやスタイリストは指名の場合がほとんどだが、その常識を覆してアイドルの新たな表情を探って引き出したのだ。

 5月号の表紙は、こじはること小嶋陽菜が務める。中面でも『小嶋陽菜が着るオトナの「白」』と題し、この春注目の白をテレビとはまったく違う表情で颯爽と着こなしている。
 発売されたばかりの写真集、『どうする?』の売れ行きもすこぶるいい。この写真集もsweetのスタッフが担当しているという。

 また、渡辺麻友の連載『まゆゆのメイクアップLESSON』も好評だ。普段ナチュラルメイクがほとんどだというまゆゆが、トレンドメイクに挑戦。今回のテーマはカラーマスカラということで、ピンクのマスカラをつけた大人でポップなまゆゆを見ることができる。

 今や、小嶋陽菜はファッション誌から引っ張りだこの存在。しかもAKB48のこじはる、というよりはモデル小嶋陽菜という印象が強い。
ファッション誌という場において、どのような表情をすべきか、どのようなポージングをすべきか、それを理解して応える本人の力。そこにファッションという観点から魅力を引き出そうとするスタッフの力が加わり、実に美しいファッションとしてのビジュアルに仕上がっている。

 今までアイドルに興味がなかった違うベクトルからの女性からの支持、これはsweetが作り出したといっても過言ではないだろう。さまざまなタイプの男女からラブコールを受ける小嶋陽菜、今後のアイドル&モデル生活も安泰のようだ。

Model:HARUNA KOJIMA
Photograph:KAZUTAKA NAKAMURA[MAKIURA OFFICE]
Styling:SHOKO
Hair & makeup:YUSUKE KAWAKIRA
Text:AYA FUJIWARA

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