街に色がなくなってきた? 若者たちよ、今しか着られない服を‼

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© 宝島社 CUTiE5月号

 ファッションと年齢は関係ないと言いますが、やはり顔とコーディネートがかけ離れると“痛い”という状態に陥ります。行き着くところまで行き着ければいいのですが、普通であればその壁を乗り越えるのは難しいもの。いつしか近所の名物おばさんにもなりかねません。

 30代も中盤を過ぎると、顔はくすんできてパステルカラーが似合わなくなってきます。ハートもリボンもフリルも見ている分には可愛いけれど、いざ着てみたら顔とのギャップに興醒め。肌だって本当は見せたい、見せられるもんだったら見せたいよ!
 もちろんそんなことを気にせず着ればいいのですが、それはあくまでも着たい服。似合う服ではないのです。

 先日、平日の昼間に仕事で渋谷を訪れたとき、以前に比べて若い女の子たちの服が地味になったように感じました。派手だなと思ったら大抵は旅行者。日本人の女の子たちは、モノトーンやネイビーばかりでやたらとシンプル。ノームコアブームの影響もあってか、巷のブランドもスタンダードに傾いているようです。

 そんなシンプルブームになぜかもやもや感を抱きつつ、宝島社の10~20代向け雑誌CUTIEを開いてみました。そこに繰り広げられていたのは、シュガーカラーに包まれたそれはそれは甘い乙女の世界。ピンク、レース、リボン、シフォン、フリル……、女の子らしさの代名詞がずらりと紹介されています。

 『スプリングマーメイド』と題された企画に並ぶのは、その名のとおり春の人魚を髣髴とさせるスタンダードとは別世界のアイテムたち。見た目の「女の子は永遠です」は嘘っぱちでも、中身の「女の子は永遠です」はあながち間違ってはいません。ハートのカッティングを全面にほどこしたセットアップや、ふんわりとしたチュールスカート……、幾つになったってそんなアイテムに心惹かれてしまうのです。

 だったらやっぱり、10~20代の似合ううちに思いきり着飾ってほしい! 派手だっていいじゃないか、ロリータ万歳! 街に彩りを与えるのは、君たちの力にかかっている! そして我々30代は、また派手な服が似合ってくる60代を待つのです。

photographs:Hironobu Onodera
styling:Aiko Miyamoto
hair & make-up:Izumi Ueno[F-ME]
model:Hiko Achiha, Yumika Hirao
text:Aya Fujiwara

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