銀座で一軒200万は当たり前! 有名人が語るバブル豪遊伝説

バブル時代――1980年代後半から90年代初頭、日本は空前の好景気に沸き、人々は株、不動産といった財テクに没頭し、娯楽、消費に狂乱した。宝島5月号では、そんな時代の「ど真ん中」を生き、現在も活躍する有名人たちに、今では考えられない彼らの“豪遊伝説”の思い出を語ってもらった。(取材:鈴木智彦/大谷弦/大島大 撮影:川本健司)

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■東国原英夫『ビートたけし殺人事件』で数千万を荒稼ぎ!!
1988年に『ビートたけし殺人事件』という小説を書いて、30万部の大ヒットになったんです。ドラマ化され、パート2、『明石家さんま殺人事件』を制作することになり、印税、原作料、脚本、主役をやったので、数千万単位で金が入った。完全にバブルです。テレビ局はとにかく予算がありました。パート2はバンコクロケを2ヵ月くらいやって、2時間枠で3億円くらい使ったんじゃないかな。師匠が日本テレビでやった『ビートたけしの全日本お笑い研究所』も1億円の予算です。とにかく金を使えいう指令があって、それぞれ企画を考え、世界中行き放題。着ぐるみは50万円くらいして、1度使えば潰すんですけど発注し放題だった。『風雲!たけし城』も城だけ作るのに1億円ですから。
当時、再婚して借りたマンションは家賃が100万円です。株は先輩のいう通りの銘柄を買い、言われた通りの時期に売るだけで儲かった。ゴルフ会員券は3000万円が紙くずになっちゃいましたが、日本中が浮かれてました。
不動産関係の社長連中は女の子に1万円札丸めさせ、一番遠くに投げた子が総取りってのを何回も繰り返すんです。師匠が銀座に行けば一軒で200万円は当たり前。ピンクのドンペリとフルーツの上で燃えさかる花火が僕のバブルの象徴です

 

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■ダイアモンド✡ ユカイ ヒルトンとかセンチュリーのスウィートに週1で宿泊!!
バブル真っ只中にデビューして、ガンと売れたけど、俺たちはまだ20代の下っ端だったからさ。安い給料と印税。たいして儲かってないよ。契約金1億円も、当時の事務所の社長がぶち上げた衛星ロケットの打ち上げ失敗で消えたしね。でも、ライブにはかなり金をつぎこんでたと思う。
一番、羽振りを利かせて、痛い思いもしたのは、今60歳ぐらいの人たちだよね。社長をはじめとして、土地とか株で儲かった成金みたいな金銭感覚の人が多かった。そいつらがバンバン“弾”を撃ちまくってさ、その流れ弾が俺らに少しまわってきたって感覚かな。
みんな経費を死ぬほど使ってたよ。俺も、手元にお金がないからさ、「経費だったら、許される」みたいな感覚で、服とか飲み代にけっこう使ったね。打ち上げでなくても、普通に飲んでると人が集まって、パーティーみたいになっちゃってさ、100万円ぐらいはいってたよね。「彼女との待ち合わせに間に合わない」なんて理由で、ツアー先の京都からタクシーで東京に帰るなんてこともあったけど……それはただのバカだったんだろうね(笑)。
レコーディングでアメリカやヨーロッパにもよく行った。円が強いからさ、日本で100万円のギターが半額ぐらいなんだから。得した感覚でバンバン買ってたよ。そのヴィンテージギターをステージでぶっ壊したりしてね。金銭感覚が麻痺してたんだろうね。
革ジャンにもいくら使ったかわからない。海外に行くたびに、ヘビ皮とか当時の日本で買えない珍しいものを3~4着は買ってたな。ただ、女性との交際費だけは、自腹で真面目に払ってたよ。新宿のヒルトン・ホテルとかセンチュリーハイアット(当時)のスウィートルームに週一で泊まってたな。でも、俺の場合は、相手が有名人だったり、金のある女性が多かったからね。海外では、相手の家に行くと、プール付きの豪邸なんてこともあった。俺が払う分の倍は、相手が払ってたかな。
俺は、自分の美意識の中で生きてきただけ。やりたいことは決まってて、そこに欲望が見え隠れするというか。でも、いま思うと、日本のロックってバブルがあってこそ、発展したものかもしれない。フォークとかと比べて、ライブも衣装も、お金がかかるんだよ。パンクだとか何とかいってもスタジアムでライブやるには、経費がないと成り立たないからね。

詳しい情報は、本誌97ページからの「有名人 バブル“豪遊”伝説」にてご確認ください。

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