愛知県東栄町に移住。家賃2割引、医療費無料など子育て支援も充実

自然豊かな東栄町は人口4000人弱の町。そのため定住促進事業も盛んに行われている。子育てに関しても、周囲に知人が少ない移住者にもうれしい支援が多数。田舎暮らしの本4月号では、そんな東栄町に移住してきた大﨑さん夫妻に東栄町での暮らしぶりを伺った。(文/横澤寛子 写真/川島英嗣)

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 愛知県の東北部に位置する東栄町は、山々の間を川が流れる自然豊かな場所。この町に2013年3月に移住してきたのが、大﨑統豊利(のぶとし)さん(32歳)・真貴さん(26歳)一家だ。
「もともと私が田舎暮らしに興味があって。主人が転職を考え始めたとき、それなら田舎がいいんじゃないかと思ったんです」と真貴さん。そこで、真貴さんの実家がある「愛知県豊田市から近過ぎず遠過ぎない」を条件に、移住先と就職先をインターネットで検索。この時期は偶然にも、東栄町が空き家住宅活用事業を開始し、3軒のリフォーム物件の入居者募集告知を全国に発信したばかりというタイミングだった。「ほかにも候補はあったのですが、どこもリフォームは自分たちでというのが条件。でも東栄町は3軒ともリフォーム済みの物件だった。これが決め手でしたね」と統豊利さんは言う。
 家探しと並行して、就職活動も行った。そこで、東栄町内で化粧品用雲母を採掘する「三信鉱工」の求人をハローワークで見つけ、職場見学会や面接を経て就職も決定。長男の貴志くんが2歳のときに、晴れて一家で東栄町に移住することとなった。

 東栄町へ移住してまず感じたことは、子育て支援の手厚さだと真貴さんは言う。例えば、大﨑さん一家が住む借家の家賃は本来月3万2000円なのだが、中学生以下の子どもがいる場合は20%割引になる。また保育料の減額をはじめ、中学生以下の子どもの医療費は無料、親子教室や乳幼児健康診査、育児相談が開催されるなど、親子に対する手厚い支援がある。さらに、真貴さんは「保育園や保健師さんたちが子どものことをよく把握してくれているのが印象的」だと言う。職探しについても、地元でしか探せない求人を役場担当者が紹介することもある。また、統豊利さんの就職先、三信鉱工はIターン・Uターン者の採用に積極的で、現在は13名ほどの移住者が在職。社長の三崎純市(みさきじゅんいち)さん(48歳)もUターン者で、大﨑さんにとっては心強い存在だ。

 大﨑さんの家の近くにはスーパーもコンビニも揃い、学校も子どもの足で無理なく通える範囲にあり利便性もよい。一方ガソリンなどの物価が町外よりもやや高いことは「田舎は安いというイメージがあったので意外だった」と話す。今は朝晩の冷え込みが厳しく、ガス代・灯油代がかさむことがもっぱらの悩みだ。しかし、夏は涼しく、エアコンがなくても快適なのはうれしい誤算だ。
「でも東栄町は、みんなが親切で温かい。それに自分の時間もできた」と夫妻は笑う。最近は、統豊利さんと同じIターン者でもある会社の先輩・青木義大(よしひろ)さん(40歳)の影響を受け、チェンソーアートにチャレンジすることを決意。奮発してチェンソーを購入してしまった。「不便なことも多少はありますが、なにより東栄町に来てから、ここでしかできない仕事や趣味に出会えました」と統豊利さんはうれしそうに教えてくれた。

詳しい情報は、36ページからの「仕事も家も紹介してくれる自治体(3) 愛知県東栄町」にてご確認ください。

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