1食25円、サイゼリヤが最高の贅沢…貧困女子の涙ぐましい食卓

アベノミクスの恩恵とは極北に存在する貧困女子たち。一様に言うのは「消費税がつらい……」だ。宝島4月号では、そんな彼女たちの節制され尽くした涙ぐましい食卓をのぞいてみた。(取材・文:西本頑司、池田潮、影野臣直、姫野ケイ、長岡義幸、新郷由起)

ac80fd8f4125a45d2d15da22e0cbc86d.jpg

■「料理を作る気力もありません」
同居する父親が亡くなり、2年間の家賃滞納が発覚し、緑さんの生活は劇変する。当時32歳、事務系の派遣社員での年収は120万円ほど。とても払える金額ではなかった。「父が亡くなると大家さんに呼び出され、3日以内に滞納金300万円を支払うよう要求されました」。結局、大家側は部屋の鍵を勝手に変える強硬手段をとった。対抗策をとる気力もなく、緑さんは、実印や通帳を含む一切の所持品を失って、身ひとつで友人の部屋に居候した。「半年ほど何もする気になりませんでしたが、リサイクルショップの販売員の仕事を始めました。そこが、1日20時間勤務で月収10万円ほどの超ブラックなところで……」。現在、緑さんは精神病をわずらい、毎月13万円の生活保護を受けている。「お金がなくて一番つらいのは、人付き合いができなくなること。ほとんど外出しないで、部屋でツイッターを見ています。つくづく思うのは、30~35歳までに手に職をつけないと厳しい人生になるんだなと」。
木島緑さん(仮名・42歳)埼玉県出身・独身 月収:13万円

■「バイトは絶対まかない付き」
中学時代から演劇一筋の加世さん。現在は、幼稚園をまわる児童劇団に所属している。「有名な童話やキャラクターの着ぐるみで演技するんですが、一回につき、ギャラは800~1万円で、稽古時間のギャラはなし。月収は4万~12万円とバラつきがあります」。本業が忙しくなるほど、稽古が増えてバイトができず、だいたい月12万円ほどの収入でやり繰りしている。「バイトはまかない付きで、食事は自炊。居酒屋に行ってもお通しは断ります。もう貧乏を隠さなくなりましたね」。
森田加世さん(仮名・39歳)埼玉県出身・独身 月収:4万~12万円

■「サイゼリヤが最高の贅沢」
声優を目指して一念発起。28歳で上京した梨子さんは、声優養成所に通いながら検品、梱包などの派遣バイトで生活する。「貯金を切り崩している状況で、破綻までのカウントダウ
ンに入っていますね。困ったら、風俗をやるしかないかも。覚悟はしています……」。同じ声優を目指す6歳年下の彼氏がいるが、彼の生活も苦しい。「ふたりともお金がないので、
いつも部屋で一緒にDVDを観て、鍋を食べてます。結婚は考えていないので、避妊はきちんとしてます」。
常松梨子さん(仮名・30歳)奈良県出身・独身 月収:13万円

詳しい情報は32ページからの「貧困女子の食卓」にてご確認ください。

宝島4月号はこちら!

雑誌・ブランドから探す

  • 大人のおしゃれ手帖
  • GLOW
  • &ROSY
  • MUSE
  • InRed
  • sweet
  • リンネル
  • SPRiNG
  • steady.
  • mini
  • smart
  • MonoMax
  • 田舎暮らしの本
  • kuraline
  • 宝島チャンネル
  • オススメ
  • カルチャー
  • その他

宝島オンラインを購読する

Twitterでフォロー

@treasurestkj

RSSで購読

RSSファイル

follow us in feedlyfeedlyで購読

メルマガを購読