益子焼から有田焼まで。一度は訪れたい、全国の窯場リスト

土と炎が生み出す、焼きもの。日本には全国に焼きものの産地があり、それぞれの歴史と伝統を持ち、時代の変化も受け入れながら、独特の趣と味わいで私たちを魅了する。田舎暮らしの本3月号では、一度は訪れたい代表的な窯場をいくつかご紹介。(文/石井千代子)

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■信楽焼―しがらきやき(滋賀県甲賀市)
始まりは鎌倉中期といわれ、茶の湯が盛んな時代にはその渋みで茶器として注目され、その後は日用品の生産が中心になり、現在では建築陶器や食器類、花器など多様な製品がつくられている。なかでも「狸」の置物は信楽の代名詞となるほど有名だ。元来は釉薬(ゆうやく)をかけず、火色(緋色)と呼ばれる色合いと独特の肌触りが特徴で、この自然な風合いを好む人が多い。窯元散策路は陶産地ならではの風情が。
□窯元DATA
所:滋賀県甲賀市信楽町
交通:[電車]草津線貴生川駅より信楽高原鐵道で信楽駅下車。[車]新名神高速道路信楽ICより約10分
お問合せ先:信楽町観光協会[電話]0748-82-2345

■益子焼―ましこやき(栃木県益子町)
江戸末期に笠間で修業した大塚啓三郎の開窯に始まり、陶土に恵まれていたことや東京に近いことから鉢や水がめ、土びんなど日用道具の産地として発展。現在では約250の窯元があり、若手からベテランまで多くの陶芸家が窯を構えている。益子の土は独特で、特に釉薬との相性がよく、素朴で厚手のどっしりした作品が代表的だ。50年続く春・秋開催の陶器市には約60万人が訪れるという。
□窯元DATA
所:栃木県芳賀郡益子町
交通:[電車]水戸線下館駅で真岡鐵道に乗り換え、約45分で益子駅着。[車]北関東自動車道真岡ICより約25分
お問合せ先:益子町観光協会[電話]0285-70-1120

■笠間焼―ましこやき(茨城県笠間市)
18世紀に信楽の陶工の指導によって始められたのがルーツ。笠間の土は粘りが強く焼き締まりが固いため、鉢やかめ、壺など堅牢な実用品が主流だったが、近年は土味を生かした温かみのある器へと変化し、全国から集まった若い陶芸家たちによる新しい笠間焼も誕生している。「やきもの通り」や「ギャラリーロード」などの散歩道も人気で、毎年春に開催する「陶炎祭(ひまつり)」は一大イベントとして有名だ。
□窯元DATA
所:茨城県笠間市
交通:[電車]常磐線友部駅で水戸線に乗り換え、笠間駅下車。または友部駅より観光周遊バスあり。[車]北関東自動車道友部ICより約6分
お問合せ先:笠間市商工観光課[電話]0296-77-1101

詳しい情報は、本誌68ページからの「窯元探訪」にてご確認ください。

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