12月29日(月)21時OA『このミステリーがすごい!~ベストセラー作家からの挑戦状~』出演、又吉直樹に聞く

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 オムニバス・ドラマ『このミステリーがすごい!~ベストセラー作家からの挑戦状~』の案内人として、ミステリー作家・小森マタを熱演した又吉直樹さん。大の本好きとしても知られる又吉さんに「本」のお話を伺いました。

「好きな作家は太宰治や、芥川龍之介。明治、大正、昭和ぐらいの近代文学が好きです。なかには難しいものもありますが、文章の密度が濃いもの、凝縮されているものが多くて「うわー、おもろいな」と思う瞬間があるんで。三島由紀夫の『金閣寺』や谷崎潤一郎の『春琴抄』とかがおススメです。現代文学だと、最近読んだ本で面白かったのは西加奈子さんの『サラバ!』ですね」

――今回演じられたのはミステリー作家ということですが、ミステリーなどのエンターテインメント小説も読まれますか?
「一番好きで読むジャンルではないかもしれませんが、けっこう読んできました。島田荘司さん、京極夏彦さん、森博嗣さんや東野圭吾さん、伊坂幸太郎さん、宮部みゆきさんとか……。最初にトリックというものに触れたのは、江戸川乱歩作品でしたね。これは嫌い、とか、これしか読まないということはないんです。ミステリーだと、トリックとか先の読めない展開とか、大どんでん返しとか、そういうのに期待して読むんですけど、それだけではなくて、人間の感情の部分を丁寧に描いているものが好きですね。相乗効果で物語がさらに面白くなるというか。東野さんの『悪意』や『秘密』は、タイトルに忠実に人間の極限が描かれていて、そういうものがミステリーの枠を超えて面白い本やな、と思います」

――又吉さんにとっての「本」とは?
「退屈という概念をなくしてくれたもの。本は単純に面白いから読むんですが、結果、後々に知識になったり、自分の人生の役に立ったり、それこそ人生を救ってくれたりする瞬間もあるんです。でも、それには気づかないフリをして(笑)、まずは純粋に本を楽しむ姿勢で向き合います。読みたい本は書店で探しますね。ミステリーだと、作家の友人が薦めてくれたものを読むことも多いです」

――作家の友人も多いという又吉さん。今回の役作りの参考にされたのでしょうか?
「僕が演じたのは、けっこうダメ人間やったから……。今回はむしろ僕に近い感じでやりました。僕の知っている作家さんは、みんな常識的で、めっちゃ優しいんです。でも、しゃべりこんでいくとやっぱちょっと変人やなって思いますけど……向こうも同じように思ってるでしょうね(笑)。今回のオムニバス・ドラマは四つの話があるんですが、どれも楽しみです。原作を手がけた海堂さんについてはデビュー作の『チーム・バチスタの栄光』なんかも読んでいましたし、中山さんのピアノネタも興味深かった。僕が四つの作品のどれかに出られるとしたら、「黒いパンテル」に出てくる敵の手下役がいいかな(笑)」

又吉直樹 またよし・なおき
1980年、大阪府生まれ。1999年にNSC東京校の5期生として入学。コンビを解散したため芸人を辞めると言っていた又吉を同期で仲のよかった綾部祐二が説得し「ピース」を結成、ボケ担当。2010年のキングオブコントで準優勝、同年のM-1グランプリでは4位。通算2,000冊以上も本を読んでいるほどの読書好き。

「このミステリーがすごい!~ベストセラー作家からの挑戦状~」
2014年12月29日よる9時TBS系にて放送。人気ミステリー作家×映画監督×豪華キャストで話題。各作品25分で描かれる極上のミステリー・オムニバス・ドラマ。

『このミステリーがすごい! 四つの謎』

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