家賃は月1万円! 古民家で楽しむ週末田舎ステイ

役場が仲介役となり、空き家を貸したい人(売りたい人)の橋渡しをしてくれる空き家バンク。公共機関である役場が間に入ることで、安心して利用できるのも利点だ。山梨県身延町の空き家バンクで家賃月1万円の古民家を借りて週末田舎暮らしを楽しむ家族を訪ねてみた。(文:佐々木泉、写真:曽田栄介)

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仕事を終えた金曜日の夜、高橋謙二さん(56歳)は東京都八王子市の自宅から西へと車を走らせる。向かうのは山梨県身延町、川沿いの小さな集落にある築100年の古民家。同町の空き家バンクを利用し、3年前から借りているセカンドハウスだ。母屋と土壁の蔵、庭先には畑があり、山が間近に迫り、せせらぎの音が聞こえる。この風景に一目ぼれしたという。「50歳を過ぎると故郷が懐かしくなるのかな。生まれ育った土地にどこか似ていて落ち着くんですよ」。

週末だけでも田舎で過ごしたいと思うようになったのは、長男の弦也さん(24歳)の就職が決まったころ。「子育てにかかっていた教育費を趣味に使えるじゃないか!」というわけ。狙っていたのだ、子どもたちが独立する日を。週末通いなら移動距離は短い方がいい。そのため自宅に近いエリアから空き家を探し、身延町の古民家にたどり着いた。自宅から車で約1時間半、家賃は月1万円。教育費から解放されたとはいえ、出費は抑えたいという希望もかなう家だった。

家を借りる前、謙二さんは役場を介して家主を紹介してもらい、この古民家が気に入ったこと、週末はこんなふうに利用したいなど真摯な思いをつづった手紙を送った。「大家さんにとっては思い出の詰まった家ですから。大切に使わせていただきます、そんな気持ちを伝えておきたかった」。空き家を借りるということは、その家が蓄積してきた時間も引き継ぐこと。家主との信頼関係を築く心配りも大事である。
東京在住の大家さん、遠藤久さん(64歳)はこう語る。「高橋さんから手紙をいただいたときは嬉しかったですね。信頼できる方だと思いました。家族で暮らしてきた家ですから、大切に使ってくれる方に貸したい。家だけでなく、畑の手入れもしてくれるのもありがたいです」。

セカンドハウスでの過ごし方など、詳しい情報は本誌16ページから「家賃月4万円以下の田舎の貸家」にてご確認を!

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