【まだまだ恩恵ゲットだぜ】“ポケモンGO”で地域おこしはできる?

鳴り物入りで日本に上陸したネットゲーム「ポケモンGO」。国内でリリースされた時期が、折りしも学生の夏休み期間と重なったこともあり大ヒット。夜中に「ポケモンGO」をプレイするために外出していた児童が補導されたり、閑散としていた公園に突如として人が押し寄せたり、社会にも大きな影響を与えました。

「ポケモンGO」は、スマートフォンを用いて街中に出現するポケモンを捕まえて集めるゲーム。GPSを利用した「位置情報ゲーム」でもあることから、ゲームの特性を利用して地域活性化につなげられるのではないかと期待されているのです。
この「ポケモンGO」を開発した企業が、アメリカのナイアンティック(Niantic)社。ナイアンティック社では2013年にも、「ポケモンGO」と同様に位置情報ゲームの「イングレス(Ingress)」を発表していました

イングレスはすでに、地域活性化の取り組みに利用されてきた実績を持つ。
特に積極的なのが岩手県だ。職員有志によって発足した研究会が、イベントの開催やポータル(treasures編集部注:「イングレス」ゲーム内に登場するチェック地点のこと)の申請を行ってきた。県内には多くのポータルが設置されている。

そんな「イングレス」は、今までどのように町おこしに利用されてきたのでしょうか?これまでの岩手県での活用方法を参考にすれば、「ポケモンGO」を地域活性化に生かすヒントが見えてくるかもしれません。

名勝史跡を回りたくなるゲームの特徴を利用

イングレスはポケモンGOとはゲーム構造がやや異なる。

ポケストップ同様、ポータルがアイテム獲得の場となるのは同じだが、このポータルをめぐってユーザー同士の攻防戦や陣取り戦が行われる。現状ではポケモンの収集がメインであるポケモンGOに対し、イングレスはユーザー同士の対人戦や戦略性が盛り込まれており、よりゲームらしいゲームであるといえる。

 地域活性化の起爆剤としてイングレスが注目された理由は3つある。まず名勝史跡や公共施設などがポータルとして設定されていること。(中略)

 次にさまざまな場所へ出かける必要があること。単純にアイテムを集めたり、ポータルの攻防をするために移動が必要であるだけでなく、移動した距離や、訪れたポータルの数も目標設定されている。さらに特定のポータルを訪れるとゲーム上でメダルが得られる「ミッション」という機能も存在している。(中略)

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岩手県でもミッションの設定や、活用したイベントの開催を行ってきた。ポータルに登録されている県内の名所・史跡を巡ることで、イングレス内ではミッションの達成が、現実では観光が楽しめるといった活用方法だ。

現状、「イングレス」内で行われる「ミッション」のような機能が存在しないため、「ポケモンGO」ではさまざまな「ポケストップ」をまわるメリットが薄い、という意見もあります。
しかし「イングレス」に比べると、ユーザー数と知名度が計り知れないことから、「ポケモンGO」の影響力に期待を寄せている自治体は決して少なくありません。

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日本でも配信開始から3日後に、まずは鳥取県が、「ポケモンGO」が安全にプレイできる土地として鳥取砂丘が「スナホ・ゲーム解放区」であると宣言。その後、東日本大震災と平成28年熊本地震の被災県である岩手・宮城・福島・熊本の4県が、ナイアンティック社と連携して「ポケモンGO」を活かした観光促進運動に着手することが発表されました。

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そもそもゲームといえばクール・ジャパンのお家芸のひとつ。ポケモン発祥の地としても、この流行の追い風を受けて、地域活性につなげてもらいたいところです。

詳しくは「田舎暮らしの本」10月号121ページからの特集「ネットゲームで地域おこしはできるのか?」をご覧ください!

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