釣りバカ“浜ちゃん”モデルの元編集者、移住先の高知で大学教授に!

その昔、中国の思想家である孔子は「四十にして惑わず、五十にして天命を知る」という言葉を残しました。噛み砕くと40歳であれこれ迷うことがなくなり、50歳で天が与えた使命を悟ったというような意味。ただいま発売中の「田舎暮らしの本」8月号では、その言葉をしみじみ実感するようになり、地方移住を目指すオーバー50歳に向けた特集をお届けしています。

綴じ込み付録「50歳から住みたい地方ランキング」では、公的データと編集部独自アンケートを実施して探った、いま「50歳から住みたい地方」を大特集しています!
気になる調査結果はコチラ!!

  1. 福岡県北九州市
  2. 新潟県新潟市
  3. 高知県高知市
  4. 山口県宇部市
  5. 大分県豊後高田市


本企画では、人気の土地に移住した人たちへのインタビューも決行。中からニュースサイト「treasures(トレジャーズ)」では、高知県高知市に移住した黒笹慈幾さんの移住ストーリーに注目します!

東京では大手出版社の編集者として、雑誌や書籍を手掛けてきた黒笹さん。実は有名漫画「釣りバカ日誌」の主人公、浜ちゃんのモデルとなった人物なんだそうです。

悠々自適な釣り三昧の日々を想定していたにも関わらず、気付けばコマネズミのように働いているそう。Iターンの結果、手に入れた第二の人生とは?

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「僕は『浜ちゃん』だから、みんなに伝わりやすい移住理由は『釣り』なんだけどさ」

浜ちゃんとは、漫画『釣りバカ日誌』の主人公。出版社勤務時代にその担当編集者だった黒笹慈幾さん(66歳)は浜ちゃんのモデルなのだ。

「雑誌や本の取材を通じて、高知にはお金に換算できない豊かさがあるのを知ったとか、細かく話せば高知への移住理由は200ぐらいあるんだ」

奥さんや子どもの同意を得て、2011年の定年退職を機に家族で高知へ移住。JR高知駅や繁華街まで自転車で移動可能な高知市内に暮らしている。都市の便利さを享受しながら、車で30分ほど行けば素晴らしい海山川の自然がある。

(中略)

 黒笹さんの高知暮らしはこの春で5年目。釣り三昧かと思いきや、「コマネズミのように働いている」という。現在の肩書は高知大学特任教授、政府や県の各種審議会や会議の委員、観光メールマガジン「仁淀ブルー通信」編集長など多岐にわたり、地元の新聞連載や講演会もこなすなど、東京で暮らしていたころと変わらぬ多忙な日々だ。

「移住後すぐ、釣り仲間が仲人してくれて、高知新聞の編集局長に会ったんだ。移住のワケなどを話したらそれが記事になり、次に新聞連載の話が来た」

題して『わたくし、東京から来た浜ちゃんです』という移住暮らしの身辺雑記を、月2回掲載することに。

「高知での地元新聞の力はすごい。東京で言うと毎晩歌舞伎町で名刺を配るようなもの」

連載を丸3年以上続けているうちに、高知の人びとに「こいつは怪しいヤツじゃない、ちゃんと高知で暮らすようだ」と認められるようになったという。

「そして、昨年高知大学の新学部の特任教授になった。大学授教の肩書はすごいね。それから公的な仕事がぐっと増えた」

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 毎日自由に釣りをしたくて移住したのに、思うように釣りに行けない日々。それでも黒笹さんは今の状況に満足しているようだ。

「人生は残り少ないからね。移住後、お遍路で1500㌔を歩いたけど、そんな元気があるのもあと10年、人生の限られた、最後の輝きの時間をどう使うか。やっぱりなんか誰かの役に立ちたいんだよ。人としての本能だろうな」

新天地・高知で地方活性化に邁進することとなった黒笹さんのように、移住先で天命を知る50代の人も多いはず!
ポジティブな田舎暮らしを応援する企画、「50歳から住みたい地方ランキング」は、「田舎暮らしの本」8月号綴じ込み付録でお届けしています。詳しくは本誌でチェックを!

文・写真/大村嘉正

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