都心へ最短50分!栃木県・宇都宮市で田舎暮らしをスタート

近年の交通網の整備により、都心へのアクセスがますます向上した関東1都6県。田舎暮らしがますます気軽に楽しめるようになり、最近では都会と田舎の生活をバランスよく楽しむ人々が増えています。現在発売中の「田舎暮らしの本」5月号では、都心へ約2時間以内の好立地で、豊かな自然を堪能できる田舎を紹介しています。ニュースサイト「treasures(トレジャーズ)」では、東京への新幹線通勤も農的暮らしも可能な栃木県・宇都宮市をご紹介します。すぐには移住ができない若者に対して、週末を利用した交流なども行っていて、気軽に田舎暮らしを体験・見学できるのも魅力です。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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栃木県は都心から60~16kmに位置し、面積は関東最大。北西は山岳地帯となっていて、那珂川・鬼怒川・渡良瀬川流域に肥沃な平野部が広がる。イチゴ栽培のほか北部では酪農も盛ん。内陸性気候のため一年を通じてやや寒暖の差が大きい。

私が紹介します! 伊藤一城(いとうかずき)さん
ライター。東京都在住。1995年から田舎暮らしの取材を始める。関東圏では趣味のアウトドアを兼ねて、栃木県の那須エリアでの取材が飛び抜けて多い。

週末を栃木で過ごし地域プロジェクトに参加
栃木県は昨年10月から、都会に住みながら栃木の地域活性化に関わることができる移住促進事業「はじまりのローカルコンパス」を始めた。地方暮らしに興味があっても、すぐには移住ができない若い世代に、週末を利用した交流を提案。地域の魅力的な人たちに出会い、移住者が実践しているユニークな活動を見学・体験する。そして、時間をかけて栃木移住へのイメージを育んでもらおうという取り組みだ。
プロジェクトの実施団体は、若者と地域をテーマに活動する「NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク」。受け入れ4団体(次ページ参照)は、いずれもUIターンした若い世代が集まり、古い建物の利活用や有機農産物市場の開設などで注目を集めている。
栃木県は今年度も移住後の生活や仲間づくりに不安を抱く若い世代向けに、さまざまな交流プランを用意。移住定住に役立つ情報を集めた「ベリーマッチとちぎ」(http://www.tochigiiju.jp/)も新たに開設した。

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鹿沼市(かぬまし)
鹿沼宿旅館再生プロジェクトCICACU(しかく)
古い旅館を再生しイベントを企画・運営
宿場町として栄えた鹿沼市で、歴史ある旧街道沿いにたたずむ、江戸時代創業の旅館「中野屋」。廃業して空き家になっていたこの宿を、さまざまな人たちの助けを借りて、人が集まる場として再生。また、県外と地元の人びとを巻き込んだイベントの企画・運営や、地域づくりと担い手の育成を行っている。女将・辻井まゆ子さん(Iターン)。

那須町(なすまち)
那須ゲストハウスDOORz
古民家を仲間と改装し週末滞在の家をオープン
里山の風景が広がる那須町芦野地区で、築50年の古民家を仲間たちと改装し、週末を過ごす家「那須ゲストハウスDOORz」を開業。旅人と地域の暮らしをテーマに、人情味ある地域の人びととの交流や、農作業体験などを通じて地方で暮らす醍醐味を体感するイベントを開催(現在宿泊は休業中)。代表・田中麻美さん(Iターン)。

栃木市(とちぎし)
マチナカプロジェクト
古い建物の利活用で栃木らしい暮らしを提案
歴史ある町並みが残る栃木市の市街地は、住民の減少や高齢化の問題を抱えている。「マチナカプロジェクト」は、歴史的建物の維持、遊休不動産の活用、地元産業の継承を目的に、栃木らしさをアレンジした暮らしの提案と人材の誘致・発掘に取り組む。また、高校生の地域参加も後押ししている。代表・大波龍郷さん(Uターン)。

茂木町(もてぎまち)
もてぎ里山らいふプロジェクト
荒廃した棚田を再生、有機農産物を扱う市場もサポート
生態系が豊かで棚田が多い茂木町は、環境保全型農業を実践する農家が多いことでも知られている。「もてぎ里山らいふプロジェクト」は、荒廃した棚田を仲間とともに再生させ、みんなが楽しく集える場をつくっている。また、歴史ある神社の境内を借りて、オーガニックマルシェのサポートをしている。代表・野原典彦さん(Uターン)。

とちぎ農業未来塾
U・Iターン者向けの就農準備校
移住や故郷に戻って県内で農業を始めたい人が、農業経営や栽培技術の研修を受けられる就農準備校。「定年帰農希望者研修」は期間10カ月。「新規就農希望者研修」は基礎コースと専門コースがあり、期間は各1年。家庭菜園や趣味の農業を志向する人は募集の対象外。平成28年度は募集終了。

栃木県シルバー大学校
積極的に地域活動を実践する人材を養成
意欲のあるシルバー世代に各種のカリキュラムを提供。1年目は地域活動に必要な基礎を学び、2年目は「ふるさとふれあい学科」など4つの専門科目から1つを選択する。応募資格は県内在住で原則60歳以上。中央校(宇都宮市)、南校(栃木市)、北校(矢板市)の3校があり、学習期間は2年。

【栃木県の物件動向】
那珂川町で住宅用地を20年間無償賃し出し
物件取引は那須エリアが中心となる。別荘地を中心に300万~500万円の安い中古物件の需要が高い。行政の空き家バンクは日光市など10市町で実施中。リフォーム補助などの支援制度を設けているところも多い。那珂川町では町外に住む人向けに、住宅用地「高手(たかで)の里」10区画(面積150坪以上)を整備。20年間無償で貸し出していて、住居を新築し家庭菜園に利用するなど自由に使える。

そのほかにも本誌では、千葉県や埼玉県など都心から2時間以内の田舎暮らしのリポートを多数掲載しています。詳しい情報は「田舎暮らしの本」5月号、綴じ込み付録「都心へ近い田舎で暮らそう!」にてご確認ください。

文・写真/伊藤一城

「田舎暮らしの本」5月号の情報はこちら!

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